哲学の道

先日、研究会で京都を訪れました。いろいろな方々とお話して、たいへん充実した、楽しい時間を過ごすことができました。

その翌日、哲学の道に立ち寄ってきました。

西田幾太郎や河上肇が思索にふけりつつ散策したとされる道で、銀閣寺の入り口から熊野若王子神社まで約1.6キロの道のり。なかなかの長さです。

ちょうど祇園の祭りが終わった翌日、梅雨も明けて、本格的な夏の厳しい日差しが照りつけていました。道の木陰でぼんやりたたずんでいると、ふと、さわやかな風が汗の滲むほほを掠めていったのでした。