SAITO Lab. BLOG

齋藤研究室

ハイデガー研究会5月例会案内

2009-05-23 23:55:39 | Information
ハイデガー研究会5月例会案内
日時:5月31日(日)15時~19時
場所:法政大学大学院棟3階301教室
プログラム1:『哲学への寄与』輪読会(渡邊試訳を参考に)(15時~17時) 訳読範囲:p.15~20 訳読担当:陶久明日香氏   プログラム2:研究報告(17時20分~18時50分)報告者:齋藤元紀氏
報告題目:「ヘルダーリンへの途上――1920年代のハイデガーにおける哲学と芸術の関係――」 (仮題)

第三回学習院大学西洋哲学研究会(三宅アーベント)

2009-05-21 23:59:35 | Information
第三回学習院大学西洋哲学研究会(三宅アーベント)のご案内です。

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第三回学習院大学西洋哲学研究会(三宅アーベント)

とき:2009年5月30日(土)13:00-17:40
ところ:学習院大学・西2号館503教室
  
Open Spirit !  リベラルな雰囲気と共に高質の西洋哲学研究を目指します

プログラム
1 総会:13:00-13:30

2 特別報告:13:30-14:20
「激動下のベルリン ―未完のフィヒテ」
石崎宏平氏(学習院名誉教授)

3 シンポジウム:14:30-17:40
「技術は人間を幸福にするか」
 元来技術は人間から労苦を軽減し、危険を除去するため、つまり人間の幸福に奉仕する手段として考えられ、発展してきたといえます。しかしこの前提は今日でも盤石なものなのでしょうか。近代技術の本質と運命をその根底に向け問いぬこうとしたハイデッガーを一方の極に、現代の生命倫理の緊急諸課題に対する実践・臨床的スタンスを他方の極に置き、改めて「技術とは何か」、「何が人間の幸福と言えるのか」を考えてみたいと思います。
パネラー
秋富克哉氏(京都工芸繊維大学准教授)
「「われわれ」にとってのハイデッガー技術論の意義」

村松 聡氏(横浜市立大学准教授)
「先端技術が私たちに問いかけるもの 哲学への挑戦 -人間観と幸福の問い-」

司会
関口 浩氏(早稲田大学講師)/船木 祝氏(学習院大学講師)

4 懇親会:18:00-20:00 於:学内・桜ラウンジ   会費2000円

三宅アーベント事務局  171-8588豊島区目白1‐5‐1 学習院大学文学部哲学科・酒井潔研究室気付

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2009-5-19

2009-05-19 11:47:44 | Diary
5月16、17日に慶應大学で開催された日本哲学会に参加。
16日のシンポジウム「格差・平等・国家」で加藤泰史先生・川本隆史先生の提題、金子勝先生・斎藤純一先生のコメント、会場との応答を聴く。その後の懇親会では、お二人の提題者の先生から、雑談を含めてより立ち入った話を聴くことができました。

17日は共同討議Ⅰ「リアリティとヴァーチャル・リアリティ」に参加。牧野英二先生の司会の下、神崎繁先生・水谷雅彦先生の提題、会場との応答を聴く。両先生のVRをめぐる哲学史的背景と倫理的問題についての話は、メディアの進歩がすでに浸透したいまの時代をどう捉えるかという、いまだに未決着の大局的問題について考えなおす機縁になりました。