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効率の良い学習法は十人十色。

2013-05-24 23:06:52 | Weblog
効率の良い学習法は十人十色。人により適性が異なることが知られています。
無限の組み合わせで学習する | Coach's View
Overview of learning styles

学習法の適性ついては、見て学ぶのが得意、聞いて学ぶのが得意、体を動かし体験して学ぶのが得意、大雑把にわけてもこのような分類が可能です。ですから、自分に一番相応しい学習法をまず見極める事が大切です。この考え方はコーチングに取り入れられており、よく研究されていますし、整理されています。
コーチングの基本2 個別対応する [コーチング] All About

にも関わらず、未だインターネット上で目にする多くの英語学習法はこのことに触れません。提唱者は、その学習法で全ての人に対して効果を発揮すると確信する成果を挙げているのかもしれません。実際に10人が試して全員が何かしら満足する成果を得ているのかもしれません。ただ、注意すべきは学習法を提供する側とそれを実際に使用運用する側では比較すべき対象が違うこと。提供する側は10人が試して10人とも使用前より能力アップしていれば、それは100%の効果です。ですが、その事実は沢山の学習法の中で一番効果的な学習スタイルだと保証しているわけではありません。この方法で一ヶ月に20%能力向上したとして、他の方法ならば一ヶ月で50%向上が見込めたかもしれないわけです。ですから、学習者目線で評価するには、どのような適性の人に見合った学習法なのか判別する必要があります。

とはいえ、適性とは別に言語習得には「読む、書く、話す、聞く」の全てが含まれます。だから自分の得手不得手とは別に総合的な能力を養わなければならない面もあります。そのような状況もふまえ、英語をツールとして使わざるを得ない環境にするという発想が、結果的により成長を早めるのじゃないかと考えます。具体的には、英語のコミュニティサイトに参加する、英語の説明書を読んで装置を扱う、英英辞典で単語の意味を調べたり、duolingoなど英語ベースで外国語を勉強するなど、様々なレベルと場面で実行可能です。結果的に英語をシャットアウトしているかもしれませんが、英語を扱う事自体を目的としない点が当事者としての目線や認識が異なります。無意識になろうと意識してしまうと無意識になる事はとても難しいです。日本語を排除することを一旦忘れて、気付けば日本語で発想する猶予がない状況に自然と導かれるならば、英語を英語として捉えるというハードルを意識せず乗り越えていくことができるのじゃないかと考えています。

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