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文化大学 一般教養講座 日本肉食史

2008年10月22日 | Weblog

 本日の講師  広島大学マスターズ幹事 名誉教授山本先生

「日本肉食史」
  仏教伝来以来と共に殺生禁止・四足獣の食をはばかったのは徳川時代まで続く。
 ・ 古代では氷河期の退行で森林が形成され 狩猟採取が主体になり
  鹿 イノシシ アザラシ オットセイ等の動物 貝類などが食されてきた
  採取された植物にはどんぐり シイ ヒシ栗などがあり山菜も利用された
 ・ 肉食は忌避されたが 牛乳は孝徳天皇(645)に献上され 滋養・薬用とされた
   記録あり。  

 しかし 武具・馬具には牛馬が用いられたので その肉のゆくえは。。。。
 

 吉宗時代には オランダから白牛が輸入され 阿房の蜂岡牧場で放牧され
 乳製品も盛んにつくられ 11代 家斉は城内で飼育し 乳製品の販売もされた
 滋養の食品で 歴代の将軍では70才の長命であったそうです 

 ぺりーが横浜で 牛肉 牛乳のため 飼育を幕府に依頼し許可された。 
 江戸城内ではすでに 飼育 食されていたのだから矛盾した話ですね

 それ以後の食生活は想像できます
 今日の講師はおとなしく たんたんと 資料読み上げで リズム感無く
 パワーポイントも 文字羅列で面白みに欠けたので
 少々 眠い!! こっくりさんも多かった・
 
 でも しっかり聞いている学生もあり 質問もあり
  Q 冷蔵庫の無い時代 肉 牛乳のほぞんは?
    加熱濃縮の加工  氷室といって雪や氷を蓄えて保存した

  Q 鯨も 大切な 蛋白源だったのでは
   A, それもありました・ しかし自分は 鳥が専門だから語らない。
 
 過去何を食べて来たかよりも この先生専門とされる
  「にわとりの遺伝子による 抗病性のメカニズム」の話がお聞きしたかったです
  インフルエンザ  DNA遺伝子鑑定などが興味あり。 
  またの機会に。