道すがら

私の歩む道すがら出合った
“これいいなー”を
アップしてみました

歌舞伎鑑賞

2008年09月18日 | Weblog

 昨晩 呉文化ホールでの松竹大歌舞伎 行ってきました
 電車の中から、それらしい雰囲気の同世代が乗り合わせ・・・
 会場も 敬老の日のプレゼントされたらしく シニアカップルが多かったです

 演目 「葛の葉」
   イケメン保名の女房【葛の葉】  一人は許婚 訪ねた先には
   同じ名の女房と子供(後の平安時代の陰陽師 阿倍晴明)・・・実は保名が
   助けた狐の化身
   子供を置いて別れる母親の切ない心 しぐさたくみに演じていました
   中村歌魁の葛の葉2役のはや代わり・キツネの所作もお見事!でした

演目 【勧進帳】 
      
  安宅関での富樫と弁慶のやりとり
  仏教用語で問答くりかえす長い台詞・・・・よく覚えらえたものですね
      今、中国新聞連載の「親鸞」 
      仏教問答が苦手で落ちこぼれた僧、河原坊浄寛のことが
      重なって 聴くに身が入りました
    
  落ちぶれた主人義経を命投げ出してもかばい通す弁慶の忠義
  心打たれる富樫 男の本懐・・・胸があつくなるほどひき込まれました

  勧進帳を読み上げた弁慶の「大見得」 写真撮りたかったなー
  花道を引き上げる 幸四郎の “片手六根”  満場の拍手喝采でした
  いいお芝居見せていただき スポンサーさんアリガトウ。感謝感激です

  帰路 呉から 五日市直通がないので 広島駅乗り換え
  広島駅ではホームが違うので 天神川駅でおり 同じホームで乗り換えました
  午後9時半、広島駅からはサラリーマンで満員 この時間にご苦労様です

 出かける前に ぱったりと友人と会い「今から 歌舞伎に行きます」と
 言ったら  「まーリッチねエー」と お互いに苦笑。 
 彼女も 先日 広響コンサートのチケットが当たったのです
 お互いに 棚ボタのプレゼントで優雅な宵を過ごさせていただきました
                           ありがとうございました