新学期が始まろうとしている。 2年生は3年生になり、1年生は2年生になる。あたりまえか。 3月に卒業したOBたちもそれぞれの道に進んでいる。 で。最近の傾向だが。 現役で大学に受かった者は大学でプレーを続けたがり、浪人したものは大学でのプレーを避けたがる・・・ように思う。 私としてはアメフトでなくても充実した大学生活を送ってもらえればいいのだが、その手段としてアメフトを選んでもらうというのは本当にうれしい。だって、それはわれわれコーチにとっての通知表みたいなもので高校からはじめたスポーツを大学で続けようと思うということはその根本には「このスポーツ面白い!」と感じてもらえたという証左になるから。 そりゃぁ、嬉しいっすよ。単純に。 でも残念ながら浪人してしまうと少し事情が変わってしまう。 ま、一年間も禁欲的な生活をする浪人が終わった直後に体育会というこれまた禁欲的なイメージが強い世界に入ろうというのも少し嫌なのも浪人を重ねた私としては分からないでもないが。(実は体育会が『禁欲的』というのはあくまでもイメージでしかないというのは入ってみないと分からないことでもある) でも出来ればプレーをして欲しい。それが私の思うことだ。もちろんそれぞれ事情があるのは知っている。 ちなみに私のこれまでのコーチ経験からいうと・・・ 大学でプレーして「止めときゃよかった」と言ったやつは一人もいない。でも「大学でプレーしておけばよかった」と言ったやつはたくさんいる。 「やるか」「やらないか」で迷っているなら参考にして。