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同窓会メモ2

2006年03月14日 | 生活
実は昨日書き残したのは新宿からの帰りの電車内で携帯で書いていたからである。機種変更をしたばかりで不慣れでまだ上手く打てないのであった。さて続き。

☆夢を壊すなよ・・・
私と同じ高校に進み、同じ部に入ったK島K。高校時代には女性向けの雑誌に取り上げられたことがあるほどの美形・・・だった。今は太っちまって見る影も無い。つーか、見るも無残とはこのこと。今回、私が唯一幹事らしい仕事をしたのはヤツに連絡をとったことぐらいだが、ヤツが意外にも出席するというので軽く反対してみた。「キミはたいそうもてたから、女性たちの夢を壊すことになるだらう。よって欠席してはだうだらうか?」てな具合。で。案の定、女性たちからは「Kはちょっとショックだったな~。全然判らなかったもの」と彼のいないところで言われまくり。ほら見ろ。夢を壊した・・・と自分のことはすっかり棚に上げてしまう私であった。

☆カッコイイ男
永遠のサッカー小僧U太郎が「女性はみんな中学時代よりもずっと良くなってたよ」と言うのは大きく頷けるところ。男もみんなそれなりの落ち着きが出てきていいんだけど・・・とりわけ、小学生のころによく着ていたTシャツの柄から「ムワ」と呼ばれていたTは無茶苦茶カッコヨクなっていて皆が驚いた。しかも坊主。オレの坊主以上(以下?)に短い・・・カッコイイ。坊主なのにかなりカッコイイ。でも喋ると昔の天然キャラ爆発なので、皆ホッとしていたよ。

☆触ると妊娠する男
三次会は上記サッカー小僧U太郎の独壇場。独特の破天荒な女性観、恋愛観を披露しまくってU太郎ワールドに巻き込んでいてた。曰く「オレは子どもが欲しいといきなりナンパしていう」「10人に声かけて2人ついてくる」「避妊?したことない。女性が怒ったら?『大丈夫、大丈夫、オレ種ないから』という。もちろんウソ。それで妊娠したら?オレ子ども欲しいから嬉しい」「付き合ったら三ヶ月は毎晩。だって子ども欲しいから。少し休もうと言われたら?いかに子どもが欲しいかを熱く訴える」「奥さんが浮気したら?20歳くらいの若さ溢れて暴走しがちな男にして欲しい。反対に自分と同じくらいの年の男だったらちょっと考える」・・・大学のチームメイトにも無茶苦茶なヤツっていたけど、ここまで破天荒なやつはいなかったね。そんな彼も念願かなって6月にはパパになるんだって。

☆解けた謎
中学まで私はサッカーをしていたが、いつ、どんな試合を最後に引退したのか私はサッパリ覚えていなかったので、サッカー部のヤツらに聞いてみた。そうしたら夏のクソ暑い日にF中学でライバルK中学と対戦してPK戦で負けたのが最後だったそうな。そういえばそうだったような気がする。ってそれよりも、その帰りにクタクタになっているにも拘らず、皆でピンポンダッシュをして帰ったことの方が印象に残っているのであった。また、私たちはT中学最初の入学生。だから3年生はいなかった。部活も2年と1年だけで始めたのだが「1年はスパイク履くな」という不条理なことに反発。2年と1年で試合して決めよう、ということになり、私たち1年が2-0で勝った、なんてエピソードまで皆話してくれた。それってオレ出てた?という愚問に凄く叱られちゃったのであった。だって覚えてないんだもん

☆セレブ?
小学校3年くらいの時に地域の名門私立小学校から転校してきたKU。当時は男勝りで、無茶苦茶気が強くって、いわゆるお転婆娘。よく皆で遊んだものだし、ケンカもしたっけ。ところが今回来てみてビックリ。セレブな雰囲気漂う主婦になっていらっしゃいました。でもみんなに「あいつあんなんじゃないはず。本性隠してる」なんていわれてましたぜ。オレもそう思う。

☆最後に雑感
以前にもこのブログにも書いたが、私が出た中学校というのは一つの小学校からしか進学しないのだ。中学受験した人や学区の関係で他の中学に行く人はいても、他の小学校の人が入ってくる人はほとんどいないのである。いってみれば公立の小中一貫教育みたいな感じ。幼稚園も結構みんな同じところ行ってたから下手すりゃ12年一緒。だから今回の同窓会も高校の同窓会と違うんだよね。感覚が。「同級生と会ってきます」というより「幼なじみの集まりに行ってきます」みたいな。だからさ、今だから正直いうけど当時結構そういう狭い社会に飽きていたところもあってさ~。だからオレは高校に行ってからの方が自分を上手に表現できたと思うし、ノビノビできたような気がしてたわけ。アメフトにハマッたこともあって高校以降の人間関係は大切にしてた一方で中学時代の人たちに思いを馳せることなんてほとんどなかったんだけど。でもね。誰かが言っていたんだけど「今日、ここに来れている人は結構幸せな人でさ」って。うん、本当に。不幸にも他界してしまった人ももちろん、いろんな事情を抱えて来れない人がいるはずでさ。もちろん単純にスケジュールが合わない人もいただろうけど。或いは来ていても、明らかに当時のような明るさが無くて疲れちゃってる人とか見ると、幼い頃の無垢で純粋だった子ども時代も知っているだけに凄く凄く切ない気持ちになっちゃったりしてね。幼なじみなだけに何かしてあげたくなっちゃったりする。高校の同窓会とはやっぱり一味もフタ味も違う感慨を持った。何か「血は水よりも濃い」って言葉が浮かんじゃってさ~。もちろん血縁関係なわけじゃないんだけど。凄く濃密だったな。飽きようが何だろうが、凄く凄く「濃い」原点がここにあったんだななんて思ったのでした。