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SUPER BOWL XL

2006年02月06日 | アメフト
シアトルの名将ホルムグレンの心中はいかほどのものだろう。

今頃彼は悔しくて悔しくてしょうがないのではないだろうか。

「プラン通り」にディフェンスを崩したのはシアトルの方だったのにもかかわらず、結局試合は負けた。

悔しいだろうな~。

だってさ。

ディフェンスの欠点を突くパスを投げて「通った!」と思ったら「ポロリ」だもんな~。特にあの86!観ててつい文句いっちゃったよ。ポロポロじゃん。

TDかと思ったらインターフェアだし。

TDかと思ったら足が外出ているし。

崩してるのに。
デザインされたとおりにプレーしたのに。

でも点が取れないって・・・こーゆー負け方はストレスだろうな~。

みすが重なってねぇ。
それも「つまんねーミス」なのよ。
パスポロったり。タックラーがすれ違ったり。
もう普段だったら考えられないようなミスだったりするのよね。

試合の流れをひっくり返すような「大きなミス」じゃないのね。

プレーではシアトルオフェンスはピッツのディフェンスを崩してるんだもの。

でもさ、残念だけどフットボールはプレーの完成度を比べる競技じゃないのね。
たくさん点を取ったほうが勝ちなわけよ。

一方のピッツバーグはさ、デザインされたプレーはほとんど役に立たなかったにもかかわらず、勝っちゃうんだもの。

最初のTDは完全にプレーが崩れてからのパスでゴール前まで行ったでしょ。
(投げさせてしまったシアトルのディフェンスが悪いが)

次の75yd独走TDだってそんなにゲインすることを期待しないでコールしてると思うよ。実際、SFのすれ違いがなかったら止まってたし。ハッキリ言ってシアトルのポカミスじゃん。

三本目のTDはリバースからのスペシャルプレーでしょ?
ま、出しどころは秀逸だったけど・・・

でもさ、ドライブしてのTDなんて無いじゃん!
みんな「一発」じゃん!

あるんだよな~。

システムでは崩してるのに後一歩で点が取れないことが。
大体エース格がミスっちゃったり、反対に不安を抱えてる選手が「やっぱり」みたいなことが多いよね。

ホルムグレンからしてみたら、今日の試合は「負けてないけど負けた」試合だったろうな~

ま。予想が外れた恨み節はともかく。

それにしてもジェロームベティスのコメントはかっこいいね。

「バスの終着停は、ここデトロイトだと思う。これはレフリーのホイッスルと同じで、公式な宣言だ」

かっこよすぎ。

あ?

わからない?

彼はね、今回スーパーボウルが行われたデトロイト出身なのね。
で、大きいからだを生かした走りから「the BUS」というニックネームで親しまれてたの。

この試合で引退するんだってさ。
実は昨シーズン終了後に引退するつもりだったけど、チームメイトから「絶対にスーパーボウルに連れて行くから」と請われて引退を撤退してたのね。

うん。いい話だ。

最後に。

恐らく、テレビで解説していた輿さんはシアトルを応援してたと思う。

だって、試合終盤明らかにトーンが落ちてたもの。
今度本人にあったら聞いてみよ~っと