『アメイジング・グレイス（Amazing Grace）』
ヘイリー（ヘイリー・ウェステンラ Hayley Dee Westenra）
フジテレビ開局45周年記念ドラマ『白い巨塔』主題歌
アメイジング！～アメイジング・グレイス～
この手紙をもって僕の医師としての最後の仕事とする。まず、僕の病態を解明するために、大河内教授に病理解剖をお願いしたい。以下に、癌治療についての愚見を述べる。癌の根治を考える際、第一選択はあくまで手術であるという考えは今も変わらない。しかしながら、現実には僕自身の場合がそうであるように、発見した時点で転移や播種をきたした進行症例がしばしば見受けられる。その場合には、抗癌剤を含む全身治療が必要となるが、残念ながら未だ満足のいく成果には至っていない。これからの癌治療の飛躍は、手術以外の治療法の発展にかかっている。僕は、君がその一翼を担える数少ない医師であると信じている。能力を持った者には、それを正しく行使する責務がある。君には癌治療の発展に挑んでもらいたい。遠くない未来に、癌による死がこの世からなくなることを信じている。ひいては、僕の屍を病理解剖の後、君の研究材料の一石として役立てて欲しい。屍は生ける師なり。
なお、自ら癌治療の第一線にある者が早期発見できず、手術不能の癌で死すことを心より恥じる。
財前五郎
花咲ける青少年
ACT.5 青色革命（II）
ラギネイ王国（Kingdom of Raginei）
面積：9151平方km
人口：約200万人
首都：サマルタ
政体：立憲君主制
国会：1院制
国語：マレー語、英語、ラギ語
兵役：志願制
通貨：1グン
識字率：92%
国民総生産：約180万ドル
『暗殺教室』はアサシン中学生vs.エロダコの楽しい暗殺遊戯だが、その陰で名うての暗殺者が相次いで襲撃に倒れていた。
殺し屋屋ロヴロ
レッドアイ
次に狙われるのは“ビッチ先生”イリーナだ。
これらの凶行を“殺し屋殺し”は何者か？ 暗殺者を殺す彼の動機は何なのか？ 『暗殺教室』における暗殺者連続襲撃事件は何を意味するのだろうか？
表紙
コミックス第19巻の表紙+DUTY32：標的
カラーイラスト DUTY30：ひねくれシンデレラボーイ
裏表紙 DUTY29：バスの乗客
コミックス第19巻の表紙にして、文庫版には未収録の「DUTY32：標的5」のカラー扉絵
発売日：2014年07月10日
著者：高橋美由紀
定価：本体 710円（税別）
ISBN：978-4-253-18114-3
シリーズ：秋田文庫
クラリア王女がテロリストに誘拐された。日本に潜伏する彼らを追うのは、ムサシたちUBと、偶然居合わせたSF映画オタクの高校生・良太。好きな映画のヒーローになりきってつい突撃してしまい…！？
世界の平和を守る最新鋭女性コマンドのヒロイック・アクション！！
秋田書店のサイトでUPされた画像を見て“ん？”と思った。コミックス第19巻の最後にある「DUTY32：標的5」のカラー扉絵だからだ！すっからかんに忘れていたが、無印の第1シリーズは奇数巻の全21巻で完結しているので第8巻までのようにコミックス2冊分だと最後の第21巻があぶれてしまう。従って、今回の文庫版第9巻はコミックス第17巻・第18巻と第19巻の「DUTY32：標的2」までを収録している。
パンドーラーの壺の中には怪物が眠っている！ パンドーラーは「一切福」を産み出す大地母神レアーの化身であり壺の番人にして封印。その封印は絶対に破ってはならない！ 触れてはならない！ その結果、篠塚よりは格段に劣るものの『13日の金曜日』の
ジェイソン・ボーヒーズ（Jason Voorhees）のようにDIVは破壊と殺戮の嵐
と化すのだから。海辺の別荘で爆殺された「毒針のBEE」BEVII（♀）に次いでDIVの地雷を踏んでしまった自分達の過ちが何だったのかを気づくも時既に遅く「氷の兄弟」DVI（♂）とDVII（♂）は惨殺されたが、DIVの後ろ姿を見送ったイック（No.19 / ♂）は慎悟を傷つけた者に怒りを抱くと同時に彼らに同情した。
助っ人の外科医として潜入したイックの指揮により慎悟が収容された総合病院は「UB」の監視下に置かれるが、密かに慎悟とDIVに便宜を図って特別室をあてがう彼らの目的は何か？ イックの偽名と慎悟の刑事事件としか思えない打撲と槍に貫かれての重傷のことは病院側にどう言い繕って納得させたのかも気になる。
DIVは殺して遺体を河に投げ捨てたDVIIのスマホ越しに死刑宣告をドン・ウィリアムにヤンの分も含めて叩きつけた。これが生前のバハモンテが見た夢が現実になるのか？慎悟の母性愛が出来の悪い子供（DIV）を制止するのかは定かではない。
版権がパラマウント映画からニュー・ライン・シネマに移った第9作以降からジェイソンは「ボーヒーズ」に変わったとされるが、ただ単にメディアによって違っていただけでありパラマウント時代だった8作目以前から「ボーヒーズ」表記のメディアも存在した。配給会社との取り決めとか翻訳家とかは関係ないらしい。そもそもジェイソンの場合は『ハロウィン』シリーズの「マイケル・マイヤース」とは異なり、フルネームで認識されること自体が少ないという声もある。確かにその通りだが、フルネームが設定されているのであれば、知りたいと思うものだ。
日本のみワーナーブラザース配給だった第1作の犯人であるジェイソンの母パメラを「ボリーズ夫人」という配役名で日本劇場公開時のチラシやパンフに載せたため、その息子であるジェイソン本人も当然同姓である筈だと暫くは「ボリーズ」がそのまま使われていた。しかし、英語のネイティブ発音から考えると「ボリーズ」というのは明らかに不適切であり、段々と原発音に近い「ボーヒーズ」に変換されていったのだろう。もっと正確には「ヴォールヒーズ」という発音になる。因みに、一時期「ブーヒー」と表記していたメディアもあった。
シングルマザーで母子家庭に見えるほど父親の影が無かったが、ジェイソンの父エリアスは殺人鬼親子と化した妻と息子を捨てて離籍し、別の女性と再婚して娘ダイアナを設けた。普通に両親が揃っていた場合、この母にしてこの子ありと母子揃っての殺人鬼なんぞ縁切りしたくなるのは仕方の無いことだ。
『13日の金曜日』
ジェイソン・ボーヒーズ
生年月日：1946年（昭和21年）6月13日（木曜日）
出生地：ニュージャージー州ブレアーズタウン付近
身長：192cm
体重：114kg
※ 大柄で筋肉質な体格だが、子供時代は背が低く痩せ型だった。常人の2倍はある心臓と異常に小さな脳を持っている。
家族構成
父：エリアス
母：パメラ
異母妹：ダイアナ・キンブル（旧姓：ボーヒーズ）
※パメラの狂気を嫌って離婚し、別の女性と再婚したエリアスの娘。
姪：ジェシカ・キンブル（元夫スティーブンと復縁した後は：フリーマン）
※ダイアナの娘。まだ赤ちゃんだが、復縁したスティーブンとの間に娘ステファニーがいる。
題名の『13日の金曜日』とは母パメラの発狂の原因となったイジメられ湖に突き落とされて行方不明になった日と、その凶行の果てに第1作の主人公であるアリスに鉈で返り討ちに遭い絶命したパメラの命日のことである。誕生日もお揃いの13日の金曜日かと思いきや、意外にもジェイソンが生まれた日「1946年（昭和21年）6月13日」は“13日の木曜日”だった。
病已と「許妃」許知花のモデルは、幼名を劉病已とする前漢中興の祖「宣帝」劉詢（紀元前91 - 41）とその妻である下級宦官の娘「共哀許皇后」許平君。
皇太后と姫兄妹（珊瑚と蓬莱）の叔母である姫皇后のモデルは、西太后=葉皇太后で東太后=姫皇后である。
『9番目のムサシ レッドスクランブル』の「Mission8：episode15」
→ 生死の境をさ迷う橘慎悟（♂）は、三途の川ならぬ深い霧が立ちこめる“三途の森”で篠塚高（No.9 / ♀）との運命の邂逅の契機である暗殺組織「タイガース・アイ」の竜童に殺された幼馴染の嶋田良一と幼い頃に事故死した両親に再会する。DIVとコテージにいたことは覚えているものの何が起きたのかを忘れており、いつの間にか真っ暗闇の空間に移動して懐かしい人々との再会の記憶を失い、誰かが一緒だったようなという漠然とした感覚しか残らなかった。それはまるで明け方の夢。眠りから醒めて、その間に確かに見ていた夢を覚えていないように。闇の中に置き去りにされ途方に暮れる慎悟を誰かが呼んでいる！ふと見れば光が灯り、その中から誰かが呼んでいるのだった。
一方、イック（No.19 / ♂）は応援要員のS大病院の外科医として慎悟が運び込まれた総合病院に潜入してDIVとすれ違い、自分達や彼のような人種は基本的に他者を信じず足取りを掴まれることを忌避して傷病を負っても医療機関に近寄ることは禁忌だと知っていたため、慎悟のために禁を破り救急外来に足を踏み入れたDIVの姿に内心驚きを隠せない。慎悟が彼の人間性を復元しようとしていることを知り、何があっても邪魔をするなという篠塚高（No.9 / ♀）の真意を悟った。手術中に幾度となく心臓が止まりかけ後遺症が懸念され、ICUで昏睡状態に陥ったままの慎悟に生きてくれと祈るイックは看護士として先行していた部下がコテージに向かうとは思いも寄らずDIVが逃げると焦るのを制し、慎悟がここにいる限り必ずDIVは戻って来ると諭す。既に病院は「UB」の監視下にあった。
嶋田の愛称が“島”とは何のこっちゃ！読者の知らない間に改名させたのか？おそらく物語開始直後の初期のキャラだったため、読みは覚えていても名前をマトモに記憶していなかったのだろう。カタカナ表記で“シマ”だったり下の名前の“良一”だったりと慎悟の彼を呼ぶ名もコロコロと変わり、後に“シマ”で落ち着いた。しかし、作者は忘れ果てていたらしい。情けない。
天堂の花園、海のように巨大な大河（三途の川）、暗いトンネル等々と生と死を分ける境界は色んな形であるが、三途の川ならぬ三途の森とはね。慎悟にお父さんのことも呼んであげて欲しかった。
慎悟を傷つけた元凶はDIV自身でも実行犯はDVIとDVIIであるため、彼らに報復すべくコテージに向かうDIVが水の引いてきた河を渡る姿はまるで海坊主のようだ。その頃、スペインの赤い馬本部では暫定的にとはいえ組織の実権を握ったNo.2のジェイデン・ウィリアムとNo.3のヤンがDナンバーの減少を回避しつつ邪魔者であるDIVの口封じと未だ正体が掴めない謎のアジア人の女性兵士（篠塚）を手駒にすべく慎悟の身柄確保に外部の戦闘集団を雇い動き出そうとしていた。
1．総合病院の救急外来に運び込まれる。
2．深刻なレベルの重傷により、緊急手術開始。途中で何度も心臓が止まりかける。
3．術後の経過観察のため、ICUに。
4．4日目、自発呼吸等は問題が無いので呼吸器を外し、予断は許さないながらも特別室に移る。
5．10日目、依然として覚醒せず後遺症が案じられていた。
6．詳しい時間経過は不明だが、覚醒した。
『9番目のムサシ レッドスクランブル』の「Mission8：episode12」から始まった“氷の兄弟”篇だったが、ミステリーボニータ8月号の「Mission8：episode16」で遂に幕が下りた。DナンバーのDVIとDVIIが封印を破ったことで解き放たれた疫病神DIVにより惨殺された。DIVの封印、それは橘慎悟である。