イリアーデの言霊

  ★心に浮かぶ想いのピースのひとかけら★

ゆめの守人

2014年07月03日 21時03分30秒 | 白泉社

別冊花とゆめで連載中の漫画。『ゆららの月』、『らせつの花』に続く3作目。

 風間ゆめ(かざま - )
獄界の蝶を宿す少女。天涯孤独で後腐れがないと贄に選ばれ“覚醒無き眠り”に就かされ、その夢を檻に蝶を封印させられていた。8年間眠っていたため、実年齢18歳のハイティーンの少女でも心の成長は止まったままなので精神年齢10歳の小学生の少女である。

 天川緋一郎(あまかわ・ひいちろう)
浄霊等の心霊現象の依頼を請け負う事務所の責任者。その肩書きにも関わらず超面倒臭がりで出不精のため、滅多に働かず実動メンバーの逆鱗に触れっぱなしだが、まるで意に介さず何処吹く風である。
8年かけて式神の蜘蛛を使い、ゆめの心に潜む獄界の蝶を縛り自宅に引き取ったが、一人っ子なので小学生の中身の18歳の少女の子守りに苦戦中。

 空木葵(くぎ・あおい)
事務所のスタッフで、緋一郎を生活面でもサポートする少年。霊力は0。ゆめのお兄さん的存在。4人兄弟の長男であるため、ゆめが可愛くて仕方が無い。但し、年少者に対する親愛の情だけで恋愛感情という特別な感情は皆無である。

前作『らせつの花』の続編だが、事務所のメンバーは携帯越しにギャーギャー喚いているらしいとしか動きは無い。登場すらしないため、第2回目にして電話番で葵に想いを寄せる虹村雅がちょっと来たくらい。


文庫版『9番目のムサシ』第9巻は、コミックス2冊分+αを収録

2014年07月03日 20時15分33秒 | 高橋美由紀


 コミックス第19巻の表紙にして、文庫版には未収録の最終章第5回のカラー扉絵

秋田書店のサイトでUPされた画像を見て“ん?”と思った。コミックス第19巻の最後にある「DUTY32:標的」のカラー扉絵だからだ!すっからかんに忘れていたが、無印の第1シリーズは全21巻なのでコミックス2冊分だと最後の第21巻があぶれてしまう。従って、今回の文庫版第9巻はコミックス第17巻・第18巻と第19巻に収録された最終章の第2回までを収録している。