イリアーデの言霊

  ★心に浮かぶ想いのピースのひとかけら★

藤沢市役所の影薄き本館と『20世紀少年』

2014年06月02日 14時23分28秒 | Weblog

藤沢市役所の新庁舎建設に伴い、市役所本館の解体工事が6月に始まる。本館は鉄筋コンクリート造で地上3階地下1階。昭和30年代まで消防が火の見櫓として使っていた高さ27mの望楼もあり、市のシンボルとして長年親しまれてきた。耐震性に問題があるため、2011年3月の東日本大震災の後に使用を停止した。新庁舎は本館などを解体した後の15年夏に着工。地上11階地下1階の構造で、17年度末までに供用を開始する予定である。

1997年の新宿東警察署


 藤沢市役所 本館


本館の玄関 up

作品名:『20世紀少年 第1章 終わりの始まり』
公開日:2008年8月30日(土)
ロケ地:藤沢市役所 本館
所在地:神奈川県藤沢市朝日町

現在の諸手続きは新館で処理される。そのため、立体交差の連絡通路の橋を渡った対岸の本館を訪れることは皆無である。記憶に残らないほどの昔は急傾斜の階段を昇り降りしたこともあった筈だが、欠片も思い出すことは出来ない。或る手続きを行うべく訪れた新館1Fに写真が掲示されており、その写真の中の一枚を見て『20世紀少年』で今や忘却の彼方にある本館が“1997年の新宿東警察署”として撮影されたことを知った。

それにしてもトモダチの犯行の動機には同情しつつも呆れるしかない。確かに彼をいじめたケンヂは悪い!いじめはクズのすることだし、悪いことをしたら謝らなければいけない。いじめられた側の心に傷は深く刻まれるものだが、だからって大量虐殺や世界を滅ぼしても良いという理由にはならない。

因みに、2作目の『20世紀少年 第2章 最後の希望』で“2015年の新宿東警察署”として撮影されたのは東京都日野市程久保2丁目の明星大学日野キャンパスである。


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