フリーターが語る渡り奉公人事情

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一杯の蕎麦湯

2006-07-09 23:03:46 | 日常生活
 今、冷蔵庫が故障している。多分、寿命なのだろう。
 家に食料を貯蔵しにくいので、外で食べることが多くなる。
 
 先日、近所でざるそばを注文した。そのとき、蕎麦湯を頼むのに、罪悪感や自己否定感なく頼むことができた。

 このブログをはじめる前では考えられなかった事態だ。以前はちょっとしたことを人に頼むのでも、「自分にはこんなことを頼む資格はないんじゃないか」と思ってしまい、必要以上に遠慮してばかりいた。それが、今では当然のような顔をして蕎麦湯のサーヴィスを頼んでいる。
 そばちょこに蕎麦湯を注ぐ。すると、自己肯定がそばちょこに8割くらいになったように感じられた。ビールジョッキ一杯とはいかないけれど、このくらいあればOKかな、と思えるのだった。

 このブログをはじめてから、まず、家のなかで叩かれることが少なくなった。次に会社の面接など外でもひどい接し方に苛立ったり落ち込んだりすることが減ってきた。さらに、ブログを通じてリアル世界での知り合いを増やすこともできた。

 失業はつらいけれど、紆余曲折を経て、だんだんと自己否定的ではなくなってきている。これで職が見つかったら、もっと元気になるんだろうな。

 このブログには、特にコメント欄でいろんな職場のことが語られている。こういうのを見て、「つらいのは自分ひとりだけじゃないんだ」「問題なのはウチの職場だけじゃないのか」って思える人が一人でも増えてほしいと願ってやまない。



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