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8/8 労働契約法制学習会@京都

2006-07-30 08:30:48 | イベント/ミーティング
最近、思うところがあって再加入した「研究会・職場の人権」MLからの転載です。京都で労働契約法制の学習会が開かれる模様。主催は、京都の地域ユニオンネットワークです。以下、転載。

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ユニオンぼちぼちの中村です。

永嶋靖久弁護士いわく、
共謀罪は200年前のイギリス団結禁止法だそうです。
つまり、労働者が団結する権利を否定している。

それならば、この労働契約法制は、
労働基準法の超切り下げです。
ネオリベラリズムという言葉がはやっていますが、
この法制は、前近代としか言いようがない。

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【京都】労働契約法制学習会

8月8日(火曜日)18時30分~ ひと・まち交流館

講師 井山正和(弁護士)

www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
バス 市バス17,205号系統「河原町正面」下車
電車 京阪電車「五条」下車 徒歩8分
   地下鉄烏丸線「五条」下車 徒歩10分

主催 ユニオンネットワーク・京都
問合 きょうとユニオン 075-691-6191

http://web.kyoto-inet.or.jp/people/kyotama/
http://rootless.org/botiboti/

労働分野の規制緩和と称し、
労働契約法制の制定に向けた動きが急ピッチで進行しています。
今、審議されている「労働契約法制」は、
労働時間規制の撤廃による8時間労働制の解体、
不当労働解雇であっても金さえ払えば、
労働者を「合法的」に企業から追い出せる解雇の金銭解決、
就業規則さえ変更すれば
労働条件の不利益変更を労働者に強要できる制度の導入等、
どれをとっても労働条件と雇用に重大な影響を与えます。

本年7月、労働政策審議会における「中間報告」、
秋に「最終報告」、来年、通常国会において法案提出
というスケジュールがくまれていました。
6月28日の労働政策審議会で、
「中間報告」に向けた厚生労働省案に対し、
労働側、使用者側、双方が反対し中断となっています。

しかし厚生労働省は、
来年、通常国会における法案提出という方針は変更しておらず、
水面下で労働側、使用者側と交渉を継続しているといわれています。

状況は、予断を許しません。
ユニオンネットワーク・京都としても
二年前から何回も労働局交渉で、
「労組法、労基法の空洞化につながるような
労働契約法制反対」を申し入れ、
春闘時における厚生労働省交渉でも
全国の仲間とともに反対を表明してきました。
7月には労働政策審議会労働条件分科会会長の
西村健一郎京大教授にたいする
二度の申し入れ行動をおこないました。

来年通常国会における法案提出阻止にむけ、
全力で反対の闘いを作り上げていく必要があります。
今秋、引き続き西村教授にたいする申し入れ行動をはじめ、
様々な抗議行動を予定しています。
そのためには、まず学習会です。
急な依頼でしたが、伊山弁護士が快く引き受けてくださいました。
暑い中ですが、多数、お集まりください。

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