レース鳩日記 勝利の翼

1933年 
ポーのレースで
デュレイ鳩舎の鳩の帰還を見守る愛鳩家達

大昔!鳩は眼で評価されました?

2011-06-09 11:30:07 | 日記
大昔
鳩を眼で評価することが流行りました
つまり眼の色とか構造で鳩質を判断するという訳です
鳩の能力は外見からは分からないので
脳に近い眼を重視する人も居たようです

今でも鳩の眼は能力と関係あると信じてる人
眼で鳩質を判断してる人も居るようです?
自分の系統には言えるかも知れませんが
それは他の系統には当てはまらない
良い眼はこうだ!とは絶対に断言は出来ないはずです!


自分も昔は拘った時代がありました
鳩の眼で能力が分かると思い込んでた時代もありましたが
思い込みや拘りは捨てました!

鳩の眼を見て分かるのは、その鳩の健康状態で
能力までは分かりません
状態の悪い鳩は眼に覇気がない!


鳩の眼は羽色と同じで多種多様あります、宝石のように光り輝く
それに魅了された人も少なくないはずです

眼に拘り凄い眼の種鳩を沢山揃えてる友人が居ますが
さっぱり飛びません!

別の友人は眼に拘って種鳩の代を落としたら成績が低下し
長距離鳩舎から短距離鳩舎になってしまいました


先日の話でも日本人に金眼が良く売れるので
金眼やバイオレット・アイを代々作っていったら
300kも真ともに帰れない鳩群になってしまった
名血ドルのラインですが観賞用レース鳩です

昔の話ですが、ベルギーの歴史的鳩舎に眼のことを質問したら
「そんなもの気にして本気で勝てると思ってるのかね?」と失笑されたとか

また、オランダに行った日本人が余りにも眼のことを質問するので
「凄いな~日本では鳩の眼にゴム輪をはめるのかい?」
と言われたとか言われなかったとか


眼に限らず鳩が分かれば沢山飼う必要はないはずです
種鳩10ペアも居れば沢山です
分からないから、あれもいい!これもいい!とどんどん種鳩が増える
分からないから逆に面白いのですよ!


昔は良く皆んなで集まって鳩質を議論したものです
眼がどうの!翼がどうの?骨格がどうの・・・
今はそんな話は殆ど出ないですね

「鳩はやればやるほど分からなくなる!」
誰だったかは忘れましたが、ヨーロッパの偉人の言葉です

分かれば小数飼育で連戦連勝 
その人はつまらなくなって鳩を止めると思います
分からないから皆んな何十年も続けているのですよ


失礼しました。

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