レース鳩日記 勝利の翼

1933年 
ポーのレースで
デュレイ鳩舎の鳩の帰還を見守る愛鳩家達

レースマンの宿命

2019-02-06 22:17:00 | 日記
今日は一日中曇天で気温6・3度
気温10度になる予報だったので
今日も暖かいと期待したら寒い
当舎の鈍足鳩と同じで期待外れの天気予報


話題がないので古本
史上最悪のバルセロナを制覇した鳩達
(参加8217羽で翌日僅か23羽)


総合優勝したのはオプソメールのバロンですが
今まで勘違いしてました
バロンは一発の優勝鳩だと思ってた
ベルギーでは一発屋は評価されないので
それで優勝した翌年もレースに使ったのかと思ってた

ところがこのバロンはバルセロナで優勝する前年も
グラン・フォン(超長距離)で優秀な成績を挙げていた
バルセロナIN参加5348羽中257位
サンセバスチャンIN参加1392羽中28位
サンバンサンN参加2166羽中336位

このバロンは優勝した翌年にレースで失踪してしまいます
後にバロンのメス親の作出鳩舎である
デズメット・マタイスが話てます

「バロンは(優勝したことで)冬にあちこち
引っ張り回され、品評会や撮影もされたうえに
そうとうの作出もしたんです
(ヒナの注文が沢山あったのでしょう)
それで翌年のレースシーズン2ヶ月前に見た時
コンデションが悪かったので、レース参加中止を勧めたのに
彼らは無理にレースに参加し、
スケジュールの2回目のレースで失踪させてしまいました」

長く鳩レースをやってる人は誰でも経験があるでしょうが
大切な鳩をレースで失うのはレースマンの宿命です