レース鳩日記 勝利の翼

1933年 
ポーのレースで
デュレイ鳩舎の鳩の帰還を見守る愛鳩家達

昨日の出来事

2019-02-11 22:00:30 | 日記
朝は曇りでしたが日中は晴天に
気温は昨日より上がって6・7度

昨日の訓練の遅れは2羽帰還
秋レースの後日鳩だけ帰らない
たぶん猛禽に食われたのでしょう?

昨日の昼前に県外の会員の方から
迷鳩対策委員の連絡先の問い合わせ

話を聞くと本日のレースの鳩が
飛べない状態で一般の人に保護されてるとか
しかも保護先は我が町ではないですか!

迷鳩委員の重さんより我舎の方が遥かに近い
とりあえずその鳩を送り返す必要があるかの確認
協会の迷鳩システムを使うと色々と面倒なので
鳩の処理は当方に一任して貰うことに

一般の人に保護された迷鳩を送るとなると
1000円のクオカードを持参する必要があり
専用箱専用伝票も必要になる
しかも指定郵便局は片道50kもある

クオカードも箱も伝票も迷鳩委員の重さんの所にあるので
鳩を送る場合は重さんに引き取りを依頼するしかない
重さんの所は我舎から直線で10k以上もあるのです

今回は鳩の処理を我舎に一任して貰ったので
自分が引き取りに行ってきましたが
同じ町でも3~4k南の食品会社でした

鳩は脇腹に2~3cmの穴が開いてるだけ
翼も脚も異常がないのに動けない
眼に力もなく瀕死の状態
ひと目でこれは助からないと分かる
鷹か隼の爪が深く入り内臓まで破壊した?

引き取って来てから状態を飼主には伝えましたが
間もなく息を引き取りました鳩レースは残酷です

人為的淘汰を可哀想だと批判する人がいますが
レースに出すことじたい淘汰です
帰れない鳩が悲惨な結末になるのは少なくない
それが飼主の目の前では起らないので
うちは自然淘汰などとノン気なことを言ってられる