レース鳩日記 勝利の翼

1933年 
ポーのレースで
デュレイ鳩舎の鳩の帰還を見守る愛鳩家達

Wシステムへの道5

2011-04-20 18:49:38 | 日記
Wシステムに入ったら、餌箱、飲水器は鳩舎から取り除き
餌、水、鉱物飼料は全て巣箱の中で1羽1羽与えます

400kはパスして500kまで3週間、
(500kの1週前の400kにはNシステムの選手鳩が参加)

給餌は朝と夕の2回、舎外も鳩なりで朝、夕2回
餌は市販の配合で
持寄り1週間前まで餌の喰いが落ちないように少なめに与え
1週間前から満腹に与えたのです

朝1握りの餌を与え、夕方残った餌を取り除き1握り与えるの繰り返し
持寄り4日前から夕方の給餌後残った餌を取り除き小粒を少量与えたのです


普段は窓を閉めて外を見せないようにしますが
天気の良い日は窓を開放して日光浴などもさせました
それも持寄り1週間前までです
隣の部屋の鳴声は聞こえますが慣れると大丈夫なようです。


持寄り日はカゴに入れる前に、
まず巣皿を表にします、♂が巣皿の上でグーグーやり出したら
♀を入れてやり2~3分後のカゴに詰めました

カゴに詰めるのに♂を掴んだら
想像以上に鳩が軽い、軽過ぎる 肉が付いてない!

この時、岩田誠三さんが
Wシステムにすると鳩が軽くなると書いていたのを思い出したのです

当時のノートを見ると
「追い風なら良いが、逆風では苦しいレースになる」と書いてあります。