新・桜部屋

主に伝統芸能観劇記。
その他鑑賞日記

新人さん

2010-08-31 23:11:47 | 文物
旅行用のラジオが壊れたので,ラジオを買うことになりました。自分が使う要件としてはAM・FMが入ることと小型で軽量であること。
これを重点的に探してみました。もちろんソニ製品で。
ICF-23は小さくて軽いけど賢すぎるので却下。で,最後まで残った候補がICF-M55と51。大きさ重さデザインもほぼ同じ。違いはチューニングがアナログかデジタルか,という点でした。そりゃ~アナログでしょう。旅先の夜,まさに手探りで異国の電波を拾う感触!
ということで,家人に頼んで買ってきて貰ったのがこちらです。渋い赤(マルーン)に丸すぎないフォルム。電波感度はなかなかですが,スピーカーはさすがに安い音がします。2000円ですもの。
余談ですが:近所の家電量販店のラジオ売り場を物色しておりましたら,青年男子がラジオの棚の前で立ったりしゃがんだり。邪魔だな~どいてくれないかな~と思って眺めていたらば,おもむろに「コレ下さい」。そういう彼の手にはICF-R100MT おおお?これは定価で11,800円もする高級ラジオではありませんか!私の他に物好きが居るもんだと知ってびっくりしました。

うちの子たち

2010-08-31 00:06:06 | 文物
軽くラジオが好きです。かれこれ13年ほど愛用していたソニー社製icf-sw55機が壊れてしまいました。
5年くらい前に1万円もかけてレストアしておいたのに(涙)。ソニーサービスに持ち込んだらば「部品が無くて修理不能」と言われて半狂乱ですよ。
それにつられたのかいつも旅行に持参していたch製のラジオまで殉死してくれました。
Icf-sw55機の素晴らしいところはその音です。電機のことはよく分かりませんがスピーカーから出た音声が空気を深く伝わって,音量を上げなくても遠くまでくっきりと届くのです。海外の日本向け放送も受信できる:という売りよりもこのスピーカーと,好みの名称のフォルダに周波数を登録できる賢さにしびれておりました。(転勤が多いもので,その土地の周波数で登録しなければラジオが聴けない)
さて,失意にうちひしがれて「あの子にはもう会えないの?」状態で後継機を探してアキバをさまよう日々。今どき,6万も出せばi-padが買えるってのに誰が同じ値段の高級ラジオなんて買いますかね。現行のicfシリーズは筐体のプラスチックが安普請のシルバー色で所有欲を満たすシロモノではありません。55機のあの色!百鼠で表現してくれてもいいようなあの色と,イイ感じの堅さと重さのプラスチックの質の良さ。現行機ではカセットサイズのIcf-sw23機が唯一欲しいかも,と思えるラジオでした。しかしダイヤル選局。ソニさん,あと3000円値上げしてもいいからICFシリーズのガワを何とかして下さい。そんなところケチっても誰も喜びませんよ。
初代がお亡くなりになって約1ヶ月,文明の利器ヤフオクでついに2代目の55機が来てくれました。感涙。この音です,この手触りです,しかも2万円です。
高いのか安いのか,もうよく分からない状態ですが私の心は安定いたしました。

ちなみに,55機について調べていて分かったこと
>(株)十和田オーディオがソニ社のラジオを設計製造している。
なんだかすごいぞ十和田オーディオ。21世紀に日本製のラジオを作り続けているなんて伊達や酔狂じゃできないぞ!!
~せっかくだから,じか受けで修理ってやっていただけないもんでしょうかね。手間ばっか掛かってムリでしょうけど。

8月28日(土)のつぶやき

2010-08-29 00:08:02 | みもの
15:45 from web
本日もアホほどあちいです。定期検診に行ってきて、やっぱりまたアレだということで
漢方薬を山ほど処方してもらってきました。~お金持って行ってて良かった。
来月の旅行の為にちょっとだけ物欲を満たすべく、ロフトとか旅行用品屋をのぞいてワクワクしてきましたv
by edpine on Twitter

北上みちのく芸能祭り

2010-08-27 22:40:36 | みもの
憧れの。
2日にわたり北上の町中で北上地区の民俗芸能が見放題。観客よりも演者のほうが明らかに数が多い!目当ては鬼剣舞(おにけんばい)と鹿踊りでしたが,
通りすがりの神社で舞い踊る神楽の迫力につい足止めされてみたりして大変でした。
鬼剣舞は想像通りの迫力と鋭さで,子どもの頃から踊りで鍛えた股関節の柔らかさと足首の粘りが素晴らしい。
鹿踊りは全く前知識なく見始めたところ,会場が芝生の公園だったこともあって,暗い森の中で野生の鹿の群れと出くわしたような気持ちに。
周りに観客がカメラを構えて見物しているというのに一抹の恐怖を覚える。澄んだ空と深い森の静寂(しじま)を破る太鼓の音色。自然と対峙する魂。
やはり民俗芸能は野で見る物だなぁと思ったしだい。
帰りの新幹線に間に合うように急いで歩いていると,百貨店前で子どもが剣舞を踊っていました。中学生のお兄さんを囲んで見ている同じ剣舞グループの小学生たち。かっこい~!と喝采が聞こえてくるような張り切った剣舞と子どもならではの跳躍力。最後の最後で良いものをを見せて貰いました。