新・桜部屋

主に伝統芸能観劇記。
その他鑑賞日記

アフリカの仮面と美術 生命と創造の大地

2010-11-30 21:58:57 | みもの
西宮市大谷記念美術館(10月9日鑑賞)
講演会を聞いたところによると,アフリカンアートというのはヨーロッパ人が入り込む1930~40年代より前のモノがアートであって,ヨーロッパの価値観が入ってからは工芸品になっているそうです。人が仮面をかぶることで本物の「神」になっていたものが,価値観が入り交じることでその効力は失せてしまったと。見分ける手段は「ペンキ」を使っているかどうか。それと残るところは仮面に残る「気迫」だそうです。本物はオーラが違うんだって。そんなわけで,仮面を見ることで超時空感覚を味わえますよ。まんまモダンアートが真似をしている仮面や日本のハート形土偶そっくりのものもありました。禍々しい聖性,これが私が見て感じたアフリカ美術の力強さです。

写真は実家にて勤務中のスツール30年物。
「アフリカの力」として主に踏み台として利用されております。

川西祐三郎展 (神戸市博 10月11日鑑賞)

2010-11-27 01:03:56 | みもの
河西親子展
神戸市博にて。作品受贈記念の展覧会。
パパ河西英はサーカスの版画で一世を風靡した版画作家さんで,初期の拙い線から立ち上ってくるワクワク感が圧巻。港町神戸のエキゾチックと括ってしまうにはもったいないような高揚感。息子河西は版画界のサラブレッドとしてデビュー後はサラリーマン版画家として阪神電鉄~阪神百貨店を定年まで勤め上げておられます。阪神間の記念事業にはほぼ参加しているだろう作品の数々。河西作品は風月堂のゴーフル缶などにも用いられることによって神戸を代表し,河西親子の紡いだイメージが市井に定着していく。ある親子の夢の経緯を眺めているような展覧会でした。

一ノ蔵新酒の会 in 椿山荘

2010-11-27 01:00:12 | food
11月16日(火)
例年どおりの大人気開催で,首都圏中の日本酒好きが集まる盛大な催しでした。
いつものようにお行儀のよい飲み助達と美味しいつまみ,飲み放題の日本酒。以下うろ覚えの日本酒感想。
・山廃特別純米酒 円融 香りと味のバランスがよくて一番好きなタイプのお酒でした。
・金龍 「居酒屋」
・有機米仕込み特別純米酒 「水」
・掌 「小料理屋」
・蔵の華 「水2」
・特別純米酒 辛口「いつもの」
・松山天「高級クラブ」
・松籟「みりん」
実を言うと,一番美味しかったのはウェルカム新酒・本醸造絞りたて生原酒~でしたね。おみやげには「掌」をいただいたので,ちょっと凝った和食でも作ったときにいただきましょうかね。

椿山荘の庭園はミニマムなスペースにたっぷりの妄想。

11月22日(月)のつぶやき

2010-11-23 01:51:40 | みもの
16:06 from Mobile Web
12月4日東北新幹線青森延伸、八戸~青森間の東北本線が青い森鉄道に移管。だもんで、全国から撮り鉄の方々が大集合。そんな青森。


ともあれ、2010年12月以降も「あけぼの」生き残りでほっとしました・・・