神戸から船で大連へ渡り、満鉄を利用しての移動。各地のヤマトホテルを泊まり歩いて満州観光を楽しむ。
まぼろし旅行ですが、ベースになっている旅行者の記録や写真は実際のものであるので虚と実が入り交じる不思議な感覚を味わうことのできる1冊でした。
満州という国民無き国家を創りあげた暗い情熱とのちに起こる悲劇。
ふと、先日の北海道旅行の際に出会った女性の事など思い出しました。
「私は好き放題に生きてきたのよ。若い頃には満州にも行ったわ、夫とは大恋愛の末一緒になったの。我が人生に一点の悔い無し!なのよ」
・・・あなたは覇王ラオウ様ですか?という突っ込みは置いておいて、人生終盤に於いてのあの瞳の輝き。
満州という言葉の歪な魅力は今なお生きているようでした。
まぼろし旅行ですが、ベースになっている旅行者の記録や写真は実際のものであるので虚と実が入り交じる不思議な感覚を味わうことのできる1冊でした。
満州という国民無き国家を創りあげた暗い情熱とのちに起こる悲劇。
ふと、先日の北海道旅行の際に出会った女性の事など思い出しました。
「私は好き放題に生きてきたのよ。若い頃には満州にも行ったわ、夫とは大恋愛の末一緒になったの。我が人生に一点の悔い無し!なのよ」
・・・あなたは覇王ラオウ様ですか?という突っ込みは置いておいて、人生終盤に於いてのあの瞳の輝き。
満州という言葉の歪な魅力は今なお生きているようでした。