ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/05/09 「ネットワーク」

2014-05-09 00:00:00 | 日記
ネットワーク(1976年米)

ハワード・ビール ニュースキャスター
ダイアナ TV局重役(フェイ・ダナウェイ)
マックス・シューマッハー TV局重役(ウイリアム・ホールデン)
ハケット TV局重役(ロバート・デュバル)
会長 (ネッド・ビーティ)
マクダナウ マックスの後任(新スーパーマンの編集長)

 人気が落ちてクビが決まったTVキャスターのハワードは、
番組中で自殺すると発言。デタラメを報じるのはウンザリだと叫び、話題になる。
TV局の重役ダイアナとハケットは、
彼を世間の怒りの代弁者として祭り上げる事を思いつく。
ハワード以外にも占い師などを番組に出し、ショー的にするのだ。
友人で重役のマックスは止めるが、
ハワードの暴走は止まらず、番組で好き勝手な発言を続け、視聴率は跳ね上がる。
だが、アラブ人が米国を牛耳っていると言い出した為に旗色がおかしくなる。
局はアラブ人に融資を受けている為だ。
会長はハワードの考えを時代遅れと批判するが、彼は止まらず視聴率が低下。
ダイアナはあわてるが、不倫関係にあったマックスは、
これこそ脚本のない人間だと言い、彼女のもとを去る。
会長はハワードをはずす事には否定的で、
ハケットらが出した妙案は、ハワードを番組中で暗殺する事だった。
局とは無関係と言う形で、観客に扮した男たちがハワードを射殺。
これは、視聴率が低くて殺された最初の男の物語だ。

 と言うわけで、TV局の裏側を描いたドラマ。
落ち目になったキャスターが、放送中に自殺すると言い出した所、
視聴率がアップする。
局の重役フェイ・ダナウェイらは、彼に好き放題やらせ、その暴言に人々は熱狂。
だが、アラブ人を非難したりし始めたため、
スポンサーとかのしがらみもあって、彼を厄介に思うように。
しかしクビにすれば、他局にとられるだけ。。と言う訳。
言いたい事はわかるけど、ニュースがショー化するなんて話は今では当たり前感あり。
キャスターの言動のどのあたりが視聴者に受けて、
どのあたりが局に厄介かが、見ていていまいち伝わらないかも。。
コメント
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