ポーランドからの報告

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ポーランド料理の店・Chopskie Jadlo

2006年09月05日 | レストラン・ショップ

現在フジテレビの あいのり でポーランド編が放映されており、昨日の放送では、ポーランド料理のお店 フォプスキエ・ヤドゥオ-Chopskie Jadło であいのりメンバーがジューレック(Żurek)を食べるシーンが出てきたそうで(日本にいる家族から聞きました)、それにちなみ、今日はこの Chopskie Jadło をご紹介したいと思います。

Chopskie Jadło はポーランドで最も有名なポーランド料理の店で、クラクフ旧市街に3店舗あるほか、ワルシャワ店、グダニスク店など全国規模のチェーンを展開しているポーランド料理レストランです。どの店舗も、店内がポーランド名物のウィンナーや手作りジャムなどで飾られており、テーブルやいす、壁などすべて昔ながらの木製のインテリアと本格的です。



とりわけクラクフ旧市街・聖アグニェシュカ通り店では、夕方から民族音楽の生演奏(写真)があり、まさにポーランド度100%。味も美味しいし、雰囲気も良いしで、私も日本から友人が来たときなど、かならずこのレストランに案内しています。

番組で紹介されていたジューレックは、発酵ライ麦を使ったポーランドの伝統的なスープです。発酵食品なので、味噌汁のような、それでいてとんこつスープのような味がします。そしてゆで卵、ソーセージ、ジャガイモ、ハムなどの具がたっぷり入っています。番組ではパン入りのものが紹介されていましたが、もちろん普通のお皿に入ったジューレックもありますので、そちらもお勧めです。

 
 

ただひとつ難点をあげるとすれば、この店のメニューはどれもすごく量が多くて油っこいということです。まず店に入ると初っ端からすごくて、お通しとしてまな板にどっさりと載せらたパンと、コップに山盛りのクリームチーズとラードが出てきます(写真)。ここでパンにラードをつけて食べてしまうと、それだけでおなかがいっぱいになってしまい、せっかく注文したメインディシュが食べられなくなってしまいますので、よく注意しなければなりません。(ラードはジャガイモのように見えるので、間違えて食べてしまう人が続出しています。)

ポーランド名物ピエロギも、トッピングのかりかりした塊を、たまねぎかなと思って食べてみると、ラードの塊だったり。とりあえず、小食の人なら、スープはともかくメインディッシュは二人で一皿でも良いかもしれません。


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