ヘタレギター弾きの戯言です。
これからギターを買う人や今のとはちょっと違うギターを買いたいなんて思っている人の
参考になれば幸いです。
【フレット】
そのギターの弾き心地を決定するものの一つです。
ここで書きたいのは、このフレットって結構いろいろなサイズがあるんですが、
以外にカタログとかのスペック表に載ってません。
ギター選びは実際に弾いてから決めるっていうアクティブ派には、まったく関係ない話ですが、
ぼくみたいにネットでギターを買うインドア派にとってはスペック表は重要ですww
フレットは幅(W)と高さ(H)でその感触が決まります。
”幅(W)”は大体2.0~3.0mmくらいで、決め手はスライドしたときの指のすべり具合。
フレットの形状(丸み具合)によっても感触は変わりますが大まかにいうと、
■幅が広い:指を滑らせ易い、ピッチが若干緩め
■幅が狭い: 指を滑らせるとフレットの感触が残る、ピッチがタイト、スライド音がはっきり出る
こんな感じでしょうか、あくまで個人的な感想です。感覚の話であってどれが良いとか正解とかはありません。
ちなみに、僕の尊敬するギタリストの一人”ジェイク・E・リー”のギターは、12フレットを境に
低音側を幅の広いタイプ、高音側を幅の狭いタイプにしてメリハリをつけていたりします。
”高さ(H)”は大体1.0~1.47mmで個人的には幅よりもっと感触的にわかり易いと思われます。
一般的と言われてるミディアムがH1.0~1.2mm、腰高と言われているジャンボがH1.4mmくらい。
ほんと数字にすると0.2~0.4mmの差ですが、これが感触の違いになります。
■ミディアムはフレットを押さえると弦と指板に触れる感じ。
さらに高さの低いH1.0mm位のフレットは直接指板に触れてるような感じ。
■ジャンボは弦だけ触ってフレットに当たる感じ。指板まで押込むとピッチが若干上がる。
プリングが指で弦を引っ掛けるような感じになります。スキャロップもこの感触に似てます。
。。。文章にするとわかりずらいなぁww
僕は断然ジャンボ派なんですが、僕にとって、このミディアムとジャンボの差は決定的で、
この二種類を器用に使い分けるのは僕には無理です、、、Orz
ちなみに王者イングヴェイはジムダンロップの#6000というエクストラジャンボ(W3.0XH1.47mm)
を使っているのは有名な話、これにさらに指板面をスキャロップするという仕様です。
逆にレッチリのフィルシャンテなんかは、ジャンボフレットにするとどのギターも
同じ音色になってしまうという理由でジャンボフレット否定派だそうです。
その差0.4mm、されどこの差がギタープレイに大きく影響するとこがギターの奥深さですねー