旅のウンチク

旅行会社の人間が描く、旅するうえでの役に立つ知識や役に立たない知識など。

第7回東京トレッキングの下見

2013年05月12日 | アウトドア
 今日は来週の東京トレッキングのコースの下見&マップ作成に行ってきました。実は昨日、一人で飲みに出かけていて遅くまで寛いでしまってたので若干お疲れムードでの下見です。

 昨日までの間に1/25,000の地形図上で考えたルートのアイデアを実際に歩きながらルートブックの下書きに落としておく作業です。ついでにルートにどんな面白いものがあるかを調べたり、チェックポイントにする場所を決めたりしていきます。

 東京トレッキングで使用するルートブックは一般的なウォークラリーのルートブックと少し違って分岐をコンパスで割り出さなければならない所が結構多く混ぜてあるイジワルルートブックで、この点では砂漠のラリー仕様です。そのため、町を歩きながら頻繁にコンパスを取り出して進行方向の方角を測定して、地形をメモしてまた歩く。コマの図が上手く書けない場合や、複雑すぎて時間がかかりそうなところは交差点をデジカメで撮影して、画像の番号を下書きの紙に書き込んで歩いていく。そんな作業を繰り返してルートブックの下書きを作成していきます。日曜日で、人通りの多い地域(観光名所ですね)では、”何やってるんだろう?”と不思議な顔をされることもありますが、多分、道路の測量の人位に思われているのかもしれません。

 私自身は出身ではないのですが、それでももう20年以上東京に居ます。それでも毎回東京トレッキングは発見の連続です。参加する方には1日でゆっくり歩いていただくルートを半日ほどで下見するので、小走りに移動しながらの作業なので慌ただしい東京散歩ですが、それでも見たことのない東京を毎度楽しませてくれます。

 久しぶりの開催で、ルートつくりの段取りも今一つ思い出せないため、無駄もあって、歩いた結果、ある区間をまるまる削除することにしたり、自分が測定した角度が信用できなくて戻って測定しなおしたり、かなり段取りの悪い下見になりましたが、それでも今回は前回までは考えなかった新しい趣向をこらしたコースができました。
 
 今回はコース短めですが、なぜかゴール地点に着いた時には足が棒のようになっていました。齢をとったという事でしょうか。

 申し込みはまだ受付中ですのでお時間のある方は是非ご参加ください。
 東京トレッキング


人気ブログランキングへ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿