海辺の町から

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出掛けたくなるそんな日です

2024-01-17 12:55:42 | 日記

  定期船当番日の朝


  暖かく凪いでいる


  梅に


  水仙に 見ている此方はニコリとしてしまう


暖かさに誘われて裏山に出掛けた 水仙は満開だろうと。
あちこちから水仙が顔を出して仄かな香りが漂ってくる。
足を踏み出す先に水仙が顔を覗かせて着地に気を付けながらヨロケテイル。
まだ若いと言っていたが 見られたく無い姿に思わず苦笑いしている。

眺める海は穏やかで操船は目を瞑っていても大丈夫と言う夫は相変わらず炬燵の守をしている。
食べ頃の伊予柑が色付いて「取ろうよ」と言っても全くその気は無く
今年も又自然に任せてしまうのか。

伊予柑の木は義父母が植えていた。半世紀は経つだろう。
嫁いで数年後地中海ミバエという蜜柑に寄生する害虫が異常発生し瞬く間に広がっていった。
蜜柑の木1本残らず伐採するという蜜柑農家にとっては死活問題だっただろうが
自家消費用に植えていた蜜柑の木も全て伐採という憂き目に遭った。
しかし皮の厚い伊予柑や橙などには被害が観られなかったようだ。

以来海辺の町の人達は蜜柑を植えなくなった。
「矢っ張り蜜柑植えたいね~」と10数年前様々な品種を10数本植えた。
2~3年は収穫出来たが集落の一番上に植えたため手入れが行き届かず
イノシシやハクビシンの異常繁殖が追い打ちをかけてしまった。

水仙を一握り手折って自前の花器に活けている。




再確認するラジオの凄さ

2024-01-15 10:46:37 | 日記

  1月13日 風が強く海は大時化


  カロリーいっぱいお腹いっぱい


  幼なじみから


  1月14日 暖かな一日


  1月15日 雨の残った寒い朝



1月13日
中華を食べに行こうと夫に誘われて街に出た お昼を過ぎていたせいか直ぐ席を案内された。
何処のお店も今はタッチパネルでの注文が多くなっていて 馴染みの回転寿司パネル注文は慣れているが
中華料理店は種類が多くてややこしい その上量も沢山ある。

少量頼むけれどかなりの量が来た。
食べ残すことに罪悪感があり少しにして下さいと念を押すも其れでも一杯運ばれて
炭水化物大好きな夫に手伝って貰う。

1月14日
放射冷却現象で-1度と朝は寒い 其れでも日中は最高気温が14度と暖かく
洗濯機はフル稼働。
0時半スタートの都道府県女子駅伝を観るため忙しい。

1月15日
息子の帰った後の朝はこうもダラシナクなるものかと
昨朝4時半に目覚ましを掛けていたが余り寝付けず 何度ラジオのお世話になったことか
相変わらずらじる文庫を聴きながらウトウトして肝心の目覚ましに気が付かず
5時半過ぎに息子に起されて。

今朝はその反動で目が覚めたら起きようと思っていた 雨も降っている。
時間の隙間に聴きながら ながらで聴くラジオ聴きたいものを選びながら
知らずに過ぎた多くの書物 少しずつ扉を開ける楽しみが湧いてきた。


  

NHKらじる*らじるのらじる文庫

2024-01-12 13:16:33 | 日記

  風は強いけれど暖かくなりそうだ


  木瓜の花も咲きだした


菜園の水遣りをしていたときだ 室外機近くで黒い物が動く。
ウン? 狸のようだシッと声を上げると囲い用のネットを這い上がろうとするが
這い上がれない 上るのは苦手のようだ隙間だらけの囲いかをくぐり抜けて行ってしまった。

スマホを手に入れてからの楽しみの一つに何処にいてもラジオが聴けることかも知れない。
特に寝る前のNHKらじる*らじるのらじる文庫
ブロガーさんも書いておられたけれど今は重宝しながら聴いている。

好き嫌いの激しかった本の選択
芥川龍之介の「秋」を聴きながら眠りにつこうとしていたが
心の機微に打たれ覚醒してしまうと言う
手に取ることもなく通り過ぎてきた本と時間を悔いている。

「あさイチ」でパガニーニを弾いていた。
パガニーニの好きだった山仲間を思い出しながら聴いていた。
半世紀が来るというのに。


昭和歌謡ベスト3 あなたはどんな曲を選びますか?

2024-01-10 15:41:11 | 日記

  雨が上げり空が澄んできた 


  挿し木の梅の花が咲いていた


後世に遺したい昭和歌謡ベスト3と題して様々な職種の識者が3曲選んでいた。
昭和の時代が長かっただけに戦前と戦後生まれでは遺したい歌に時代を感じ
雑誌は年齢の高い読者が多いせいか選んでいた歌は団塊世代の私には
どの歌も懐かしく一度や二度口ずさんだ事のある歌だった。

自身の応援歌だったり 一杯悩んでいたときに励まされたり
口ずさむときは決まって嬉しいときが多かった。

選曲に大いに迷い3曲が4曲に
「石狩挽歌」 北原ミレイ 「石狩挽歌」も「僕たちの失敗」も心が病んでいるとき癒やしてくれた歌。
「僕たちの失敗」 森田童子
「津軽のふるさと」 美空ひばり 朝ドラで主人公の父親が歌っていて手書で覚えた歌。
そして「案山子」 さだまさし 親がそうだったように親になって初めて親を思い子を思った。

その時代時代が投影されて何時聴いても新鮮に感じている。
ああ 「舟歌」も良かった。
生活に潤いを与えてくれた物の一つに歌があった気がしている。

散歩道

2024-01-08 12:38:29 | 日記

  寒い朝だった
 

  波の音を聞きながら


  歩いていると頭上にイノシシの仕業か石が辛うじて蔓で止まっている 落とそうと石を投げるも届かない
  棒で何とかしなければと


  当地は白亜紀時代の地層とか


  いよかんか橙か採る人もない


  朝と違って日が昇り暖かく感じるが相変わらず風は強い


1月7日
年明けて家籠りした数日で足の衰えはてきめん 甘やかすことは老いに直結していると実感。
用心棒にと夫を誘うもツレナイ返事。

風の強い朝遮る物のない海岸線 風をまともに受けて前傾姿勢で山道に入る。
風に舞う木の葉に動物の気配を感じたり足もとには野菊が咲き香りの先に枇杷があった。

あちこち見廻しながら白亜紀時代の四万十帯地層が見え山道を縦断するけもの道は岩肌が露出していた。
独り占めした空間 大地は時として悪さをし悲しみを置いていく。
空を仰ぎながら昔訪ねた能登に想いをはせている。

当地は海抜7~8Mの地 複雑に入り組んだリアス式海岸が想定外のうねりを起すのではと
度重なる災いに他人事では無いことを感じている。

峠に辿り着く頃には薄らと汗をかき羽織っていたものを腰に巻いてユックリと下った。
頭上の太陽に急かされて 誰一人として出会わなかった1時間半の散歩道。