海辺の町から

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命の重さ

2024-01-30 16:36:39 | 日記

  晴れ間は呆気なく曇り空の午後


  ブドウと見紛う程の?


クローズアップ現代とNHKスペシャルを観ていた。
何れもパレスチナとイスラエル問題についてだった 解決の糸口が見えないまま混沌とした様相を呈してきた。
この不条理な戦いで罪の無い人々の命が失われている 何故この戦いが誰にも止められないのか。

ハマスの襲撃の報復として始まったイスラエルの攻撃。
ガザへの襲撃は戦争犯罪ではとの問いに イスラエル閣僚は強い口調で「ハマスが降伏すれば直ぐに戦争は終わる」
軍事作戦において住民の苦痛に配慮すべきかとの問いにイスラエル人の8割が配慮しなくて良いと返答に驚き
ユダヤ人の迫害の歴史が人々の心を突き動かしているか。

パレスチナ解放戦線の幹部は「イスラエルがパレスチナにしてきた事に比べればかわいいものです」
イスラエル建国によって70万人ものパレスチナ人が住み慣れた土地を追われ
国を持たない難民となりヨルダン側西岸地域に追いやられ今其れすらも失なわれようとしている。

イスラエルの政権はホロコーストの記憶を自国民に教育し攻撃を正当化する道具に変えていった。
パレスチナの人々をナチスに当てはめようとしている。

1993年記憶の中にある「オスロ合意」アラファト議長とラビン首相が2国家共存を目指した。
プロパガンダが過激化して平和を目指す考え方があっても真実が覆い隠されている今
ホロコーストを生き延びた老人は「平和 どんなことがあっても平和」と
ガザに住むイスラエル人の女性は「イスラエルが占領する限り平和は無い軍の介入では無く
外からの政治の介入が必要だ」と話していた。

連日新聞もTVも戦況を報じている何時になったらホロコーストを生き延びた老人の言う平和が訪れるのだろうか。