海辺の町から

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世代交代

2022-02-12 11:28:32 | 日記

  頂き物の愛媛と新潟のお米です 後は胃の中に


  ここ数日の暖かさで二度目に植えたブロッコリーが大きくなってきました


一時代を牽引してきた勇者にも世代交代の時期がやって来る。
体力の衰えであったり 若い力の台頭であったりと
周囲の環境の変化で生じてくるのかも知れない。
ピークを知り追われる立場に立たされたときに自身との闘いが始まったのだろう。
いかに4年の歳月をオリンピックという舞台に合わせて
維持していかなければならない精神力の凄さは凡人にも分かります。
人並み以上のプライドを持ち練習に裏付けられた自信があっても
投げ出したい時も有ったろうに弱音は吐けない。
それがトップを走り続けた人なのかも知れない。
悔しさや辛さをしまい込んで次の機会を窺うのか其れは本人以外知るよしも無い。

ハーフパイプのショーン・ホワイト 今回が最後と決めて望んだオリンピック
有終の美を飾って引退を望んでいた筈だったが夢は砕かれた。
大怪我と隣り合わせの競技の世界35歳という年齢は決して若くは無い
其れでも最高のパホーマンスを見せてくれた彼
体力を補っていたのが強い精神力の気がする。
長年競技を牽引してきた彼が「ページをめくる時間だ もう充分やった」と
背中を追い続けてきた平野步夢を祝福していた 35歳のレジェンドの涙は美しかった。

日本一短い手紙

2022-02-09 10:48:19 | 日記

  暖かな朝です


  クラウドファンデングのお裾分け


「一筆啓上 火の用心
 お仙泣かすな 馬肥やせ」

家康の家臣本多作左衛門重次が陣中から妻に宛てて送った誰もが知っている手紙で
お仙とは後の丸岡城主本多成重。

平成5年度第一回のテーマは「母」
そして今年29回目のテーマが「こころ」でした。大賞作品の中の
小5の男の子が自分に宛てた手紙
「怒 悲 思 恵 怠 惑 恩 志 想 恋・・いろんな(こころ)が増えていく」と

中3の女の子
「心って何処にあるのかな?この前弟に聞いたら(弁当箱の中じゃね?)って言ってた」

乳がん手術で無くした自分の左胸に宛てて35歳の女性が
「君がいなくなった跡地には、ちょっぴり強くなった心が住んでいます」

25文字から35文字の中に込められた手紙 いかに少ない文字数で簡潔に思いを伝えられるか
面と向かって言いにくいことも手紙だからこそ伝えられることもある。
文字の多さでは無く心が込められているかではないかと思うのです。
手紙がメールへと変化しても手紙文化の素晴らしさを再認識させられる
「日本一短い手紙」です。
小さな地方都市から発信された「日本一短い手紙」書く事が少なくなった今だからこそ
大切にしたい文化だと思います。

今も心に残っている第1回の作品28歳男性の「母」への手紙
おふくろ死ぬなよ。
いいと言うまで死ぬなよ。
親孝行が全部終わるまで死ぬなよ。

親孝行が済まないうちに逝ってしまった私の母。
  

友川かずき

2022-02-06 21:14:04 | 日記

  レンブラントの世界です


  疫病神避けにお餅を供え用と 湯気が・・


フォローしている九想さんのブログに歌手友川かずきの名前を見つけました。
九想さんも好きなのかなァと親近感を感じたのです。
40数年前だったかNHKラジオの夜の音楽番組を担当していた彼を
その時初めて知ったのでした。
秋田出身の彼の語る言葉は決まって東北訛りの強い秋田弁
詩を創り歌を歌う 中原中也をこよなく愛し
発する言葉には内臓を呼び覚ます迫力があり
一見荒々しくもありそれでいて心に楔を打ち込んでいく
発売当初のLPが2枚宝物となって手元に残っている。
飽きもせず繰り返し聞いていた
決まってそんな時心が寂しかった 吐き出された歌を呑み込んで
冷静を装ってみたが バラライカが寂しさを増幅していた。
「石森さん」や「優美子のうた」
40数年も経ったのに新鮮で同じ歌をまた何日も聞いていくのだろう


見栄え

2022-02-05 17:54:43 | 日記

  立春の朝


  間引き菜を食べていたら間引いた後の蕪が大きくなりました


  幼なじみが沢山の苺を


2月4日
立春 春は名のみである 風が強く相変わらず南国の地も寒い。
毎年欠かさず鬼と撒き手の一人二役をしてきたけれど今年で止まってしまった。
今年はその思いも無く鬼をうちに秘めたままの年になった。

光の春と云われる2月 立春の今日は孫娘の誕生日
息子2人を育てた私にとって待望の女の子
兄妹喧嘩をして兄を泣かしてしまう元気な子です。
昔描いていた女の子のイメージでは無く絵を習っているからか
特に色彩に対して個性が光っている。
そんな思いがインプットされているからか此方が身構えて
二人きりの会話は間が持たない。
その点男の子は経験上此方がスッと入っていけるのは不思議。

2月5日
体調はまあまあ 36.7度と其れより何故か下がらず高止まり
お腹周りがしっくりこない 薬も今日で無くなりもう少し様子を見てみようかと思う。

風花の舞う中街まで用があり出掛けた。 
ワイパーをフル回転させ街中に近づくほどに雲がたれ込み
時化た海は内湾まで飛沫で洗われ 波紋は大きく波打っている。
走るにつれて横殴りの雪になった 行き交う車は疎らで
峠のトンネルは冬枯れの木立が目立っている。
買い物を済ませ外に出ると牡丹雪に変わっていた。積もるのだろうか。
車を満タンにして知り合いの蜜柑農家に途中寄り道をした。
ハネと呼ばれる蜜柑が堆く積まれ 売れないのと云う
ハネの蜜柑は余りにも安くて売りたくないと話していた。
見た目はお世辞にも良くないけれどさして味は変わらないけれど・・。
手塩に掛けた蜜柑がハネになる悔しさを語っていた。
100%果汁って美味しいのにナァー。
以前TVで大根が大きく成りすぎて廃棄しないといけないと嘆いていた農家を思い出し
これって消費者が悪いのか生産者の管理が悪いのか
SDGsの観点からも考える余地があると思うのです。


コロナ下の受診

2022-02-03 09:29:00 | 日記

  ドンヨリとした一日です


  暫く見ないうちにそら豆の花が咲いていました


1月29日
寒気がする熱が高い盲腸の辺りが痛い
その内良くなるだろうと高を括り早々に床についた
二晩悪寒に腹痛と高熱で寝付くことが出来なかった
食欲も無い もう少し我慢すれば熱もその内下がるだろうと高を括っていたが
三日間38度台を彷徨っていた。

2月2日
熱は37~38度を行ったり来たり流石の私もこれでは拙いと
家族の勧めも有って渋々重い腰を上げた。
今病院に行ったらコロナと間違われないだろうかとの不安が過ぎった。
案の定予約の電話で大まかな状況説明をして熱が高いと言う言葉にすぐさま反応して
受診拒否される 何件か当たってみるものの全て発熱=コロナを疑がわざるを得ない状況は
理解できるけれど健康体を自認していた私に掛かりつけ医はいない
予約拒否のたらい回しが始まった。
市の中枢病院に予約を入れると高熱外来専用の電話を教えてくれた
何と200キロも離れた県都の発熱センターのナンバー
海辺の町の状況も地図も知らない おまけに腹痛を告げているのに
耳鼻咽喉科医を教えてくれる 論外である。
漸く市内の発熱外来診療をしている胃腸科を受診できたのです。

医院に着くと着いた旨の連絡をして車内での待機を告げられ
程なくして完全防備の看護師さんがやって来て長ーい綿棒を鼻の中に4回
ウェッーゲベェ声を出すまいと思うのですが自然と細い涙もありました。
盲腸だろうかと予測はしていたのですが白血球の数値が其処まで高くないので・・。
普段6000と白血球の数が少ないのですが今回は7500~7600とか
疑いはあるけれど薬で様子を見ましょうと5種類の初めて目にする薬を処方して貰いました。

感染と隣り合わせの仕事をされている看護師さんの大変さを垣間見
先生の優しい言葉掛けに感動して帰宅しました。
今度は私が治す番なのだと。