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二人の山男
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晴天 海は時化 この日を待っていました。
「山男」シリーズの木版画で有名な畦地梅太郎と親交の深かった
医師であり画家小林朝治の2人展に出掛けました。
道の駅に併設された美術館。
エッ エッ一寸違う 等身大の人形が自然と同化して思わず笑顔になりました。
遊び心一杯 広場のあちこちに人人人が沢山います。
今日は畦地梅太郎の版画展に来ていたのです。
外連味の無い朴訥とした「山男」の版画に魅せられて半世紀
「山男」の表札が罹る喫茶店を見つけるとドアを開けたものでした。
素朴さの中にある温もりが「山男」の版画から窺え
飽きること無く見ているのです。
買い物のため夫にベンチで待って貰っていたところ知らない男性がニコニコと
ベンチに座っている夫の姿を人形と間違えたらしく大笑いでした。
山に帰る心 畦地梅太郎
いつも郷里の山河のたたずまいが頭の芯にしみこんでいたものか、
いつのまにか、わたしは、山を歩き山の版画を作るようになった。
戦後は、単なる山の景色を描くことのむなしさを思うようになり、
私の心の山男を描き版画を作るようになった。
しかし、亭主が置物に、間違えてる。
驚き‼️
ガーベラも、一緒であれば良い。
年代物の木製ベンチの真ん中で100キロの動かぬ巨体に
さてどっちなのかと確認のため近づいて来たら矢っ張り人間だったと思われたのでしょう。
月曜日の今日人間の数より人形の数が多かったような
人間様かと思ったら人形だったと何度も思わされましたよ良く出来ていました。