ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

初めてのドライブ

2007年03月16日 21時20分49秒 | 暮らす
くどいようだが、ドバイでは金曜日は休日だ。平日と異なり道路もすいているので、はじめて自動車を運転するには金曜日がいいと決めていた。ただし、レンタカー屋も金曜日は休みになるので、木曜日の晩までに借りておく必要がある。事務所の近くのカー・フェアというレンタカー屋で借りることにした。トヨタのカムリや、日産のサニー(日本ではブルー・バードだが当地ではこう呼ばれている)など人気のある車種は、すべて借り出されている。トヨタ・ヤリスという4ドアハッチバックのコンパクトカーが1日120ディルハム(保険料込み)、これを2日間借りる。

金曜日デビューのはずだったが、事務所からアパートまでシェイクザイードロードを時速100キロ以上で飛ばすうちに、なんだちっとも怖くないじゃないかと思い出し、調子に乗ってバール・ドバイ、デイラを通り、いつのまにかシャージャー(ドバイの隣の首長国)まで行ってしまった。暗くて道がよくわからず、帰り道を探すのに苦労したが、なんとか無事にアパートまでたどりつく。

前方の車との車間距離を十分とる。当然割り込みをされることになるが気にしない。また、極力車線変更はせず、しなければならない時も、ウィンカーを点滅させながらゆっくりとする。(みていると、私の車の前のスペースに右と左の両方から車線変更をしてくることがあるから、怖ろしい。)もちろん、急発進、急ブレーキはしない。後ろからクラクションを鳴らされても焦らない。

こうしていても、事故が起きる時は起きるに違いない。ただ、私が一番心配する留置場にぶちこまれるリスクはかなり小さくできるだろう。実感としては、乱暴な運転をするタクシーに乗っている時より、自分で運転する方がずっと安全な気がする。

今日は砂塵が舞って、遠くがかすんでみえなかった。気温も35度以上あっただろう。徒歩や自転車での移動が難しくなってきた。いよいよ車を長期で調達しなくてはいけない。

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