正直に言うと、私には煙草のみの気持ちがよく理解できない。大学では陸上部にいたこともあって自分は吸わないし、家族や親しい友人で煙草を吸う人はほとんどいない。そういうわけで、ドバイで起こっている煙草をめぐる環境の変化にも鈍感であることを認めざるを得ない。
先々週にアテンドをした東京からの出張者のグループはちょっと変わっていた。総勢6名の内、通訳の女性を除く5名全員が喫煙者だったのだ。彼らが口をそろえて言うことに、ドバイは天国のようだと。なんのことかと聞いてみると、ドバイの直前に滞在したシンガポールでは、煙草が吸える場所を探すのに苦労したらしい。ドバイについたら、空港からしてあちこちに煙草が吸える場所があり、感激したということだ。ディナーの予約をしたアウタールでは、念のためウェイターに煙草が問題ないことを確認したところ、1月15日からは駄目になるが、今ならまだ大丈夫という答だった。
よくよく気をつけてみると、知らない内に禁煙化への動きは少しずつ進んでいたようだ。アパートでは、エレベーターホールに置かれていた灰皿はいつの間にか撤去されているし、ロビーのガラス戸には禁煙のシールが貼られている(写真)。
ガルフニュースによれば、喫煙場所以外での喫煙には、喫煙者や施設の管理者に罰金が課せられるという。ただ、禁煙のルールについてはあいまいなところもまだ多いようで、ホテルの多くは市政庁からの通達を待っている状況らしい。
これからドバイに旅行を予定している喫煙者には、煙草に火をつける前に、まわりをよく見回して、禁煙のサインがないことを確認することを勧める。
先々週にアテンドをした東京からの出張者のグループはちょっと変わっていた。総勢6名の内、通訳の女性を除く5名全員が喫煙者だったのだ。彼らが口をそろえて言うことに、ドバイは天国のようだと。なんのことかと聞いてみると、ドバイの直前に滞在したシンガポールでは、煙草が吸える場所を探すのに苦労したらしい。ドバイについたら、空港からしてあちこちに煙草が吸える場所があり、感激したということだ。ディナーの予約をしたアウタールでは、念のためウェイターに煙草が問題ないことを確認したところ、1月15日からは駄目になるが、今ならまだ大丈夫という答だった。
よくよく気をつけてみると、知らない内に禁煙化への動きは少しずつ進んでいたようだ。アパートでは、エレベーターホールに置かれていた灰皿はいつの間にか撤去されているし、ロビーのガラス戸には禁煙のシールが貼られている(写真)。
ガルフニュースによれば、喫煙場所以外での喫煙には、喫煙者や施設の管理者に罰金が課せられるという。ただ、禁煙のルールについてはあいまいなところもまだ多いようで、ホテルの多くは市政庁からの通達を待っている状況らしい。
これからドバイに旅行を予定している喫煙者には、煙草に火をつける前に、まわりをよく見回して、禁煙のサインがないことを確認することを勧める。