今回の一時帰国の主目的は、都内のホテルで開かれる国際会議に出席することだ。UAEにおける取引先も出席することになっていて、そうなると心配しなければならないのは食事のことだ。
会場のホテルは、国際会議の数をこなしているに違いなく、ランチビュッフェでも、肉料理には豚、牛、鳥の表示がしてある。ムスリムは豚が駄目だし、ヒンズー教徒は牛を食べられないのを知っているからだろう。
だが、取引先のアラブ人に、ポークと書いてある料理を避けて食べてと言ったところ、他の肉も食べないと言う。すっかり忘れていたが、そういえば、ムスリムは、(詳しくは理解していないが)一定のやり方で殺した動物の肉(これをハラールという)しか食べないのだった。忘れていたのは、ドバイで売られている肉は、ムスリムが口にすることがない豚を除き、基本的にはハラールだから、一々ハラールかどうかを意識しないからだろう。
結局、取引先が食べられたのは、デザートの他には、サラダにエビピラフ、寿司くらいだった。
あらかじめムスリムが参加することはわかっていたのだから、もう少し配慮すればよかったのかもしれない。だが、そもそもハラールの料理を出してくれるホテルなんてあるのだろうか。東京がムスリムにとって住みにくい都市であることを、再認識した。
会場のホテルは、国際会議の数をこなしているに違いなく、ランチビュッフェでも、肉料理には豚、牛、鳥の表示がしてある。ムスリムは豚が駄目だし、ヒンズー教徒は牛を食べられないのを知っているからだろう。
だが、取引先のアラブ人に、ポークと書いてある料理を避けて食べてと言ったところ、他の肉も食べないと言う。すっかり忘れていたが、そういえば、ムスリムは、(詳しくは理解していないが)一定のやり方で殺した動物の肉(これをハラールという)しか食べないのだった。忘れていたのは、ドバイで売られている肉は、ムスリムが口にすることがない豚を除き、基本的にはハラールだから、一々ハラールかどうかを意識しないからだろう。
結局、取引先が食べられたのは、デザートの他には、サラダにエビピラフ、寿司くらいだった。
あらかじめムスリムが参加することはわかっていたのだから、もう少し配慮すればよかったのかもしれない。だが、そもそもハラールの料理を出してくれるホテルなんてあるのだろうか。東京がムスリムにとって住みにくい都市であることを、再認識した。