ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

デリーからドバイへ

2007年05月17日 23時39分04秒 | 暮らす
水曜日、デリーのインディラ・ガンジー国際空港から、インド人で寿司詰めの4時15分発エミレーツ513便でドバイに6時過ぎに到着。

空港からアパートへ向かうタクシーの中で、ドバイの整然とした町並みにあらためて感銘を受ける。ドバイに出稼ぎに来るインド人も同じように感じるだろうか。

日中の気温は現在40度前後で似たりよったりだが、ムンバイやデリーでは、タクシーに乗ってもエアコンがついていないことが多いし、基本的には領収書をくれない。ドバイではエアコンのついていないタクシーに乗ったことはないし、領収書をくれないタクシーはまずない。

運転が乱暴なのは基本的に同じだが、インドに比べればまだかわいい方だ。ドバイではかろうじて自分で運転できるが、インドではその気にならない。

インドでは当たり前の道路を横切る歩行者の数もドバイでは圧倒的に少ない。

ちなみに、インドでは車は右ハンドル左側通行に対し、ドバイでは左ハンドル右側通行だ。インドがかつて支配していたイギリスに倣っているのはわかりやすが、英国の支配下にあったUAEがなぜこれと同じでないのかは興味深い。

ドバイではレストランで出される生野菜を食べるのに躊躇しなくていいのも大きな違いだ。

インドは好きな人と嫌いな人がはっきり分かれると言われる。これまで自分は後者に属すると思っていた。ただ、駐在員の生活のしやすさの点では、インドに比べドバイは天国のようだと感じた。

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