ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

マアッ・サラーム

2007年02月16日 00時15分58秒 | 家族
成田空港第一ターミナルのANAラウンジでこのブログを書いている。

今朝は、渋谷発の成田エクスプレスに乗るために5時に起きた。長女もねむい目をこすりながら、玄関まで見送りだ。もともとここ1年くらい出張で家を空けることが多かったから、父親が長期不在になることに、特段の感慨はないようだ。少し寂しい。

どこかの国の財務大臣が長女を通訳として海外に帯同し公費を支出したとかで、たたかれている。通産官僚出身で英語が達者な大臣に英語の通訳が必要なわけがない。要するに、自分の娘を海外に連れて行く費用を国に出させる方便として、歴代の大臣に認められてきた支出を流用したということだろう。不正とまでは思わないが、政治家の見識としてはいかがなものかと思う。

親が我が子を連れて歩きたい気持ちはよくわかる。子供の方はどう思っているのだろうか。政治家の子供は、自分が決めたことでもないのにあれこれ言われて、気の毒だ。私の娘は、大したことがないサラリーマンが父親で、幸せだ。

そろそろ搭乗の時間だ。マアッ・サラームはアラビア語でさようなら。

(写真は、職場の壮行会で贈られた花束。職場の皆さん、ありがとうございました)

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