ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

引越 2008 (2)

2008年02月17日 23時38分47秒 | 住む/泊まる
お蔭様で無事新居への引越が完了した、と報告したいところだが、さにあらず。今度住むことになったアパートのチェックインは土曜日のはずだった。マジリスでのラウンドを終えて、チェックインに行ったのが午後6時。短期滞在の客のチェックインで混む昼の時間帯を避けた方がいいと、日本人セールスの女性から聞いていたが、この時間なら大丈夫だろう。

ウェルカムドリンクとクッキーをもらいロビーで待たされること10分。だが、案内された部屋は、事前に聞いていた部屋番号と違う。しかも10階も下だ。どうして部屋が変わったのかと聞くと、前の客が飛行機に乗り損ね延泊することになったという説明だ。

前のアパートで住んでいた11階よりはそれでも高い。駐車場のある1階まで下りるためにエレベーターに乗っている時間を考えると、高ければ高い方がいいとも思わない。こちらでもいいかと思いかけたが、周囲の工事現場からあがる土煙と騒音のことを考えて、最初にアサインされた部屋が空くのを待つことにする。MRVに積んだ荷物は鍵を受け取った部屋に運んでもらう。

今日(日曜日)12時半、残りの荷物をホンダMRVに積み込み、前のアパートをチェックアウト。デポジットから市政庁税を引かれた額の小切手は土曜日の晩に受け取っていたから、鍵と駐車場のパスをフロントに返すだけだ。クリーニングや電話料金など未払の料金がないという手書きのメモにサインさせられる。

13時過ぎに再度ホテル・アパートのフロントに来て聞くと、まだ前の客がチェックアウトしていない。事務所に置いた荷物を社員に手伝ってもらい、MRVに積み込み、アパートに戻ったのが19時頃、フロントに電話すると、アラブ人らしい前の客は18時頃チェックアウトしたが、汚れた部屋を掃除するのに時間がかかるので、明日まで待ってほしいという。

というわけで、新居での最初の夜は、あてがわれた別の部屋に荷解きもしないままに泊まっている。

正直なところ、引越がスムーズに行くとは思っていなかった。できて間もないホテルでは色々な不都合があるに違いないと予想している。出だしでのつまずきもやはりそうだったかと妙に安心してしまうところがある。

何はともあれ、事務所の近くに宿を確保できた。明日からは、朝晩のシェイク・ザイード・ロードの渋滞から開放される。そのことだけでも感謝しよう。

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