アパート探し

今日は昼過ぎまでホテルの部屋にこもり、ガルフニュース（当地の新聞）の折込広告でアパートの情報を調べたり不動産屋に電話で問い合わせたりしていた。

日曜日に会費を払って初めて入手した日本人会の名簿が大変参考になる。前から聞いていたように、日本人が住むのは特定の場所に集中していることが確認できたが、中には全くノーマークのアパートもあってインターネットで調べたりしている。

日系企業の駐在員が入居しているアパートであれば、社内の稟議も回しやすい。特に最近ドバイに進出したばかりの企業の駐在員がどのアパートに住んでいるかは貴重な情報だ。ドバイに進出してから長い企業では、前任・前々任からの引継ぎで同じアパートに住んでいる方が多いので、これから自分で探すのであれば、違うアパートに住んだかもしれないとおっしゃる方もいる。それだけ、ここ数年での環境の変化（特に交通渋滞と家賃の値上がり）が著しいということだろう。すでに入居中の家賃の値上げには法律で上限が設けられているので、自由に設定できる新規の入居者に対する家賃とでは、一物二価ということが起こっているらしい。今住んでいるアパートをなかなか出られない理由の一つに、転居によって家賃が大幅に上がるからということもあるようだ。

これまで、建築中のものも含め１日に１件のペースで物件をみている。単身なので家族の心配をしなくていいから、職住接近を目指して、事務所に近いドバイマリーナのサービスアパートメントを中心に物色している。このエリアで良い物件は空きがないかレントが非常に高く会社の定めるレントの上限を上回ってしまう。他のエリアの物件もあたらざるを得ない状況だ。今年の後半になると、ドバイマリーナに建設中の高層アパートがぼつぼつ完成してくるので、それまで他のエリアのアパートに入居して待つのもひとつの手かもしれないと考え始めている。