ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ドバイの中国式マッサージ

2008年10月10日 23時56分46秒 | 暮らす
朝5時に起きて、6時から始まるドバイ・クリーク・ストライダーズの朝練に参加。途中に設けられた給水ポイントごとに休憩しながらだが、20キロ程のコースをなんとか完走。ストライダーズの朝練の完走は前回に続き2度目で、少し自信がつく。

サッカー部の練習が休みなので、午後5時からのアルグレア・シティのテニスに顔を出す。1時間であがって、テニス・コートの脇にあるロッカー・ルームでシャワーを浴び、車を置いたまま近くにあるマッサージ屋まで歩いて行く。

私が通っているのは「微笑按摩健康中心」というちょっと怪しげな名前の店。マンションの1室にあるこの店の場所を説明するのは非常に難しい。先輩駐在員に連れてきてもらわなければ、探し出すことはできなかっただろう。

マッサージをしてくれるのは、中国人の女性。これまで3回行って3回とも違う女性だったから、一体何人いるのかわからない。英語がおぼつかないので、コミュニケーションにはいつも苦労する。

上半身裸、下は貸してくれるトランクスを穿かされる。最初は顔の部分に息ができるよう穴が開いたベッドにうつぶせになり、その後仰向けにされて、オイルを使ったマッサージをしてくれる。スポーツマッサージでは、心臓から遠い方から近い方へ揉んで行くのが基本だと記憶しているが、ここではその逆。揉み方はソフトで、痛いと感じることはほとんどない。

難を言えば、疲労しているのは足なので、そちらを重点的にやってほしいのだが、頭や顔を含めて上半身にたっぷり時間をかけるのが、やや物足りない。今度は先輩駐在員に中国語でどう言ったらいいか、教えてもらおうと思う。

料金は1時間100ディルハム。ホテルのスパでは、1時間のマッサージは300ディルハムが相場のようだから、これはかなり安い。チップに20ディルハムを渡す。以前はそういう習慣はなかったが、誰が始めたのか最近のマナーということらしい。

ドバイには、中国式の他に、タイ式マッサージの店がたくさんある。タイはキックボクシングが盛んな国だから、サッカーやランニングなど主に足を使うスポーツの後のマッサージには、中国式より効果があるかもしれない、という気がする。こちらはかなり痛いとも聞くが、まずは体験してみなければと思っている。


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