ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

イード・アル・フィトル(ラマダン明けの祭) 始まる

2008年09月30日 23時51分54秒 | 文化・宗教
ラマダン明けの祭(イード・アル・フィトル)が、9月30日の今日始まった。そのことを知ったのは、今朝のこと。会社のメールをチェックしていたら、総務の女性社員が個人のメアドから送ってきたメールに、ガルフニュースのウェブ版に出ているという。慌ててチェックすると確かにそうだ。日本時間の今朝2時頃ウェブをチェックした時にはこの記事はなかった。その後に掲載されたもののようだ。

あらかじめ2パターン作っておいた、社内への通知文書の内「9月30日と10月1日に休業し、10月2日には通常営業をする」という方をメーリングリストを使って流す。どうやら、銀行の休日もこれと同じようだ。

ちなみに、サウジアラビアも同様に9月30日がイードの初日と発表したようだ。大半のイスラム教国はこれに従っているらしいが、他の拠点からの通知を読むと、インドネシアやフィリピンでは10月1日としているようだ。地球上のどこにいるかによって、月の見え方は異なるので、地理的に近接している国が同じ日をイードと定めるのはまだわかりやすい。

だが、シリア、エジプト、アルジェリア、チュニジアでは10月1日だし、イラクやレバノンのシーア派も10月1日としているらしい。純粋に月だけを見て決めているのかどうか。

ガルフニュースが9月15日に流した10月1日開始説は、一体何だったのか。イスラム教の祭日は直前になるまでわからない。そのことを再認識する結果となった。

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