ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

サリクの料金ゲート 9月から2ケ所増え4ケ所に

2008年05月29日 23時17分59秒 | 車/交通事情
昨年7月にドバイで初めて導入された、道路通行料課金システム「サリク」の料金ゲートが増えることが明らかになった。新たに料金ゲートが設置される場所は、アル・マクトゥーム・ブリッジとシェイク・ザイード・ロードの第一インターチェンジと第2インターチェンジの中間で、9月9日から運用を開始するという。すでにあるシェイク・ザイード・ロードのアル・バーシャとアル・ガルフード・ブリッジ手前の2ケ所に加え、料金ゲートは合計4ケ所になる。

道路交通庁(RTA)は、今回の措置は、約1年間にわたるサリクの運用実績を分析した結果導き出された交通渋滞の解消策と説明している。住民からは早速、批判が巻き起こっている。

RTAによれば、サリクのおかげで、通行料が課せられる区域の道路の交通量は25%減り、シェイク・ザイード・ロードを走行する時間は半減、平均速度も40kmから80kmになったという。だが、ガルフ・ニュースがウェブ上で実施しているアンケートによれば、サリクが交通渋滞解消に役立っていると考える人は2割程度に止まる。

導入時がそうであったように、住民が反対しようが、RTAがやるといったらやるに違いない。私自身は、ドバイ・マリーナに引っ越してから、帰宅時のシェイク・ザイード・ロードの大渋滞を免れているが、新しい料金ゲートの設置で車の流れがどうかわるかには注目したい。

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