アパートの部屋のドアーの前に置いてあった、今朝のガルフニュースの1面トップがワシントン発のこの記事だった。多極化する世界の中で存在感を強めつつあるインドや中国といった新興国との関係を強化するというムハンマド首長の方針はUAE政府広報誌と評されるガルフ・ニュースでもさんざん語られてはきた。だが、今回の米国発の金融危機は世界経済が依然として米国の政策に強く依存していることを図らずも露呈した。
あれほど勢いのあったドバイですら、今はただ事態の好転を神に祈るしかないようにみえる。 . . . 本文を読む