先生からの額縁に入った、B5位の大きさの写真が、届いた。煙突に、縦書きで「一九五九ネン六年生のアバレンボウ」と書いてある、石炭ストーブを中央に全員が笑っている写真だ。懐かしいし、可愛い。あんな純情な姿、僕等にもあったんだ。
先生に、お礼の電話を掛けた。小学校を卒業してから、一度もお会いしていない。話していると、先生の話し方が、懐かしかった。小学生にタイムスリップ。
先生、僕、順風満帆の人生歩んでないです。実は。。。。。。。
「そんな、よもやま話、しようや」と先生が、言われた。今日、先生と初めて、対等に話が出来たような、気がした。