今日は朝からどんよりしていて、今にも雨が落ちてくるような気配だ。午後には雨が降ってきそうだ。ドイツ語教室の会費を払いに、教室の会場まで出向き、それから昼の弁当を買って帰ろうと、急いで出かけた。会場のホールに着きエントランスに入ると、そこには女のホームレスが陣取っていた。ホームレスも雨ふりを予想したのだろう。私は、会費の納入を済ませて、スーパーに買い物して家に戻った。幸い、雨に降られずに買い物を済ませることができた。
それにしても、あの女のホームレス、何と要領が良いことか!以前にもブログに書いたホームレスで、「私は延命措置を望みません!」と書いた紙を荷物の上に載せている。男のホームレスは今頃はあちこち回って空き缶集めなどをして、食料品代稼ぎをしているのだが、このホームレスは何もせずに、ただじっとしているだけ。どのようにして食べ物にありついているのかと少し興味を持った。ただ、何をするのかまでずっと観察している程私は暇ではない。さっさと昼のためにその場を離れた。
ドイツ語教室には、妻が癌になり、看病のために休んでいたメンバーが復帰していた。何でも今年の春頃に、奥さんが亡くなったと聞いて、どうしているのだろう?気落ちして気力をなくしてしまっているのではないか?妻に先立たれると、気力をなくして早死にする男性が多いと聞いていたので、どうしているだろう?と、ずっと気になっていたのだが、顔を見ると、元気そうな顔をしていたので、ひとまず一安心だ。ただ、教室に復帰するまでにはかなりの時間が掛かったようで、復帰する気力を取り戻すのに時間が掛かったのだろうと思う。
私も、他人ごとではない。近い将来、そういう状況に陥ることは目に見えているが、果たして、私は、社会に復帰することができるのだろうか?まあ、考えても始まらない。なるようにしかならないのだから・