まだ6月だというのに、連日35度以上の猛暑が続いている。例年ならば、今頃は梅雨の真っ只中、雨や曇りの日が続き、これ程日差しを浴びることもない。そして、7月の中旬になって梅雨が明け、夏の日差しとなる。ところが、今年は6月のうちに、梅雨が明けてしまい、夏の日差しをまともに受けることになったという訳だ。考えてみれば、夏至の頃の太陽の位置からして、日差しはこの上なく強いことになる。日差しを遮る雲もない。これでは堪ったものではない。
例年ならば、旧盆が過ぎると、日差しが弱まり、秋の気配を漂わせる。だから、夏といっても期間は比較的短くて済んでいたのだが、今年は、2ケ月も夏の暑さに晒されることになろう。もうこうなったら、エアコンに頑張ってもらうしかないのだが、これまた電力不足が重なり、節電の必要が出てきている。確かに、消費電力が供給電力を上回ってしまうと、電力インフラがダウンしてしまい、大変な事態が生じて来る。これもまた大きな問題だ。
比較的安全な原子力発電所を再稼働させてはどうかという声もちらほらと耳に入って来るようになった。石炭を使う火力発電所は、炭酸ガスを多量に排出し、地球の温暖化に影響し、避けなければならないが、なし崩し的に原子力発電所を再稼働するのはこれまた問題が大きいように思われる。
加えて、円安がどんどん進んで、物価が急上昇し、国民の家計を直撃している。言わば日本は今、三重苦に見舞われているわけだ。この際、日本が保有する1000兆円を超えるドルを放出し、円安を食い止めるという対策も考えてみる必要があるのではないだろうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます