自民党と立憲民主党の総裁選の動向について毎日のように報道各社から報じられている。自民党で言えば、石破、小泉、河野などが連日登場し、注目されている。一方、立憲では現代表や元総理など、注目の対象となっている。その他の人たちは話題にされることが少ないように思う。
国会議員の世襲が時々問題視され、そういう風が吹いている時は、各社がこぞって取り上げるが、いざ総裁選となると、世襲議員の動向を報じる。国民は、報道されることに影響され、選択肢を狭め、名の知れたこれらの人が有力だと判断してしまう。とどのつまりは、報道によって、国民の選択が方向だけられているように思える。
報道各社が独自に各候補者の政策やそれに見合う能力について徹底的に調べ上げ、誰が適任なのかについて詳しく報道する姿勢があっても良いのではないかと思う。
報道の公平性という味方もあろうが、もともと報道なんて右寄り、左寄り、さまざまあるのは当然のことだ。横一線に並んで、偏らない?それでは何を材料に国民は判断したら良いか分からないではないかと思う。