八月が終わってもまだ暑い日が続いている。しかし、どこか秋を感じさせる風が時折吹き抜ていく。もやっとベタつく空気からどこかしらさらっとしたものに変わって来たように感じるのは、単なる錯覚か?
来月はもう十月、とにかく今年も残すこと三ヶ月と少しなのだ。これからあっという間に、夏から冬へと大きく変わっていくことだろう。春と秋は年々短くなって、夏と冬が来る。四季の情緒を楽しむことも減って来るのだろう。
そんな中にあっても、短い秋を食べ、肌で感じたいものだ。ああ、そう言えば、秋刀魚が大量に水揚げされていると聞き、秋刀魚定食を食べてみたが、小さく細かった。ちょっと気が早すぎたようだ。