ここ数日比較的涼しい日が続き、日中でもエアコンなしで過ごせるような日があるようになった。本当に長い夏だったよう思う。もう10月なのだから、当然なのだが、すぐに冬がやってくるのだろう。
気象変動が目に見えて感じられるようになった今、これからの変化は加速度的に激しくなり、思いもよらぬことが次々と展開されて行くことだろう。
私は今年で73歳、先は知れたもの。どうなってもたかが知れているのだが、子、孫がどんな世界に生きることになるかと考えると、心は暗くなる。
そもそも人間が生きるということは自然破壊という難題を合わせ持っているようだ。寒いと言えば木を切って、薪にして火を燃やして暖をとる。人類の初期は洞窟を探し、雨露をしのいていたようだが、家を作るようになると、木から石、レンガ、コンクリートへと変化した。
暖をとる方法も、薪から石炭、ガス、電気へと変化し、今やエアコンが当たり前となった。
人の生活は豊かに快適になる一方、自然破壊も劇的に進んだよ。今、私たちが体験している気象変動はこうした自然破壊のツケが一気に眼前に現実のものとなって現れたものなのだろう。
こんな危機的状況になっても、私利私欲に翻弄され、世界各地で殺し合いを繰り返している。まったく救いようがない。悲しいことだ!
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