DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

夫婦のすきまとペットの増加!

2015-08-14 05:05:00 | 雑感

 夫婦の間には隙間がある。すきまが縮まることもあれば、開くこともある。刻一刻と変化するから厄介だ。人はまたそれぞれ磁力のようなものを持っている。引き付けあうこともあれば、反発することもある。反発しているときに、近づきすぎると、ものすごい反発を受けることになるし、引き付けあっている時に、距離をとり過ぎていると、いつの間にか反発し合うように変化してしまう。この辺は実に微妙で、奥深い。相手の変化を読み取り、こちらも微妙に調整して行かなければならない。実に厄介だ。

 すきまには時に風が吹く。時には熱い風だったり、冷たい風だったり、その時々様々だ。一緒になった当初は総じて暖かい風、湿った風が多いようだ。年月を重ねるうちに、冷たい風や乾燥した風が吹くことが多くなってくるようだ。嵐になることだってある。

 間に何かあると、また、事情は変わってくる。子どもがいれば、多くの時間、子どもに向かっているので、すきまや風を意識しないで過ごしている。今日、盆参りに行ってきた。姉夫婦は犬を飼っていたが、その犬が亡くなった。火葬するため、火葬場に出かけて行った。「いなくなると、やっぱりさびしいね」と言っていた。確かに、家族として一緒にいたわけだから、それはそうなのだろうと思う。お盆参りの時間を作るため、息子を呼んで、妻と一緒にいてもらった。何となく、妻の顔色というか、機嫌というか、いつもより穏やかだ。私と顔をつき合わせている時から開放され、多少、心が広がったのだろう。

 数日前、子どもの数をペットの数が上回ったというニュースが流れていたのを思い出す。確かに、昔は子が親とべったり一緒にいた。しかし、子どもも忙しくなり、やれ塾だ、やれ部活だといっていない時が増えてきた。二世代、三世帯の家族ならば、子どものいる期間は圧倒的に多くなる。ところが、今は、核家族。少子化が進んで、子どもがいない期間がどんどん増えた。

 ペットが増えるのも、分かるような気がする。ただ、ペットには寿命があって別れも伴う。その別れの辛さに耐えられない人も多く、ペットロス症候群という言葉さえ生まれている。そうこう考えると、ロボットが家族に入り込んでくるのもそう遠くないのだろうと思う。

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