総選挙が近いらしい。そうなると、各党とも選挙公約なるものを発表する。いつも、どの党も、減税を持ち出す。
減税というと、響きが良い。如何にも庶民の味方のようにみんなが感じる。そうそう、税金の支払いは懐にダイレクトに影響し、少ない方が誰にも嬉しいに決まっている。
でも、減税で一番喜ぶのは各政党に政治献金しているような金持ち、高収入の人たちなのです。問題は、累進課税を強化するかどうかです。累進課税を減額し、消費税を取る。これは金持ち優遇策の最たるものです。金持ちはより金持ちに、貧乏人はより貧乏になって行くのです。政党助成金を支給するならば、企業からの政治献金は認めるべきではないし、その会計は透明性が確保されねばなりません。
不正経理が指摘されると、修正申告すれば、良しとする。泥棒して捕まったら、返したから良いですという、そんな理屈はありませんよね!
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