優秀なナビゲーターを乗せた私は、下道をひた走ります。
立ちはだかる山
優秀なナビゲーター『マッチョ』から、
「最短ルートの生駒山を目指せ!」
との指示が出ます。
あまりの勾配に、後ろ向きで坂を下って来るおじいさん
完全に山の住宅街に迷い込んだと思っていたら、どうやら本当に国道308号線らしい…。
半端じゃない勾配
山道へ突入
遠足の小学生やハイカーが大勢居るので、急勾配を微速前進。AT(オートマチックトランスミッション)のクリープ現象(切断出来ないトルクの伝達による摺足現象)が、何の役にも立ちません。一度停止したら、サイドブレーキを使用しないと、ズルズルどころか、グイグイと後に下がって行きます。
一時停止して運転席から撮影
この時、驚愕の事実が!何やら車から焦げている様な臭いがします。
エンジンオイルは二週間前に『フラッシング(エンジン内の汚れを洗浄)』までして交換したので、大丈夫な筈です。
と言う事は、大分劣化が進んでいる『ATF(オートマチックトランスミッションフールド:変速機の動作流体)』にかなりの負荷が掛かっているとしか思えません。
道に対する不安よりも、自分の車の方が信用出来ません。
農道よりも狭い国道(幅員1.8m)を通り、ついに山頂へ!
頂上付近は石畳
暗(くらがり)峠に到着!
後で調べましたが、この国道308号線は、『酷道(国道とは呼べない、走るにはあまりにも酷な道路のこと)』としてマニアの間では有名な道路で、タモリ倶楽部でも、「日本最狭の道」として紹介されています。
海抜450m、平均斜度20%、最大斜度37%、国道としては、日本一の急勾配を誇っています。間違っても、運転に自信の無い人や、初心者には勧められない道路です。
ちなみに、こんな勾配の道路です。
奈良県側への下りは、エンジンブレーキを多用して、ブレーキへの負荷を少なくします。
たわわな柿
薄と棚田
農家用運搬マシン
そして悔い改めなさい…。
車担保ローンや車金融の看板に囲まれて、かなり不利な戦いを強いられています。
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