北京ダックを食べてすっかり満足した我々は、店の外に出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/00/ccb834d39fd9b9d55a3dbb9d72d6e252.jpg)
賑やかなエリア
来た時は気にも留めていなかったが、飲食店が集まっているエリアらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/c5/70adefec911233f3b0aec97cc07a2304.jpg)
ナントカ文化カントカ特色街区
北京ダックの店は、この特色のあるエリアに存在しているようだ(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/13/b35699a1f49454e0185c5437e19ec052.jpg)
派手なビル
日本じゃ見られない派手ビル、見た目よりも強度は大丈夫なのだろうか…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/55/5d7b776d10c3c3fdc092a4b1181d3752.jpg)
LOVE! ガラス張り!!
中国人はガラス張りのビルが大好きみたいです。
帰りもタクシーなのかと思いきや、なぜか地下鉄で帰ることになり、全員で駅に向かって歩き出す。
「マジかよ…」
平地を十数メートル歩くだけで足腰に限界がやって来る私には非常に辛い状況だが、黙って従う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/74/784e550206b0b8855bf613eb19129999.jpg)
思えばここからが地獄道
地下鉄の駅に到着。
「あれ?」
気づくと7人の集団が、ホーム上で二手に別れていた。
「んー?佐野さん、これからどこに?」
佐野側には赤城とB社の佐藤が居る。
「ホテルに帰るよ」
「じゃああっちは?」
ホームの反対側にはB社の新垣、C社の須沢と矢野が電車を待っている。
「あっちもホテルに帰るんだよ」
「…?」
「なぜに二手に?」
「ああ、こっちの方が近いからさ」
「はぁ、そうですか…」
歩き疲れた私は無条件で佐野チームに加わった。すぐに電車がやって来て、我々は車内に乗り込む。
「佐野さん、どこで降りるんでしたっけ?」
「天安門東か西だな」
「そうですか…」
疲れた身体と頭で、ぼーっと地下鉄の進路表示を眺める。眺めつつ何か違和感を感じるのだが、まだ判別がつかない。
「・・・」
しかしいくら脳ミソがフリーズしていても、さすがに『天安門』という文字には見覚えがあった。
「佐野さん、天安門って、紫禁城がある駅ですよね…」
「ああ、そうだよ」
「…んー、天安門ってホテルのある駅と全然違いません?」
「そうだよ」
「…もしかして天安門に向かってるんですか?」
「そうだな」
「…は?」
「ライトアップしてるんだよ、夜は」
「ライトアップぅ?」
どうやら私はあっさりと佐野に騙されていたらしい。
「それを観に行くんですか?」
「そういうこと!」
「・・・」
佐野は疲れきっている私の行動パターンを完全に見越して、見事に私を天安門へ誘導したのだった。
「天安門はイイけど、あそこに行くとメチャメチャ歩くんじゃないのか?」
私は正直ゲンナリとしていた。
「ふぅ…」
だがここまで来たら諦めるしかないのだろう。私は黙って佐野に従うことにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/40/b3251f7dcc485d58c128c6c2cc2bddb4.jpg)
天安門ライトアップバージョン
うんざりしながら地上に出ると、意外にも綺麗な天安門が出現した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/22/7179be95b79123420856e075f129c2d3.jpg)
風になびく国旗
闇に浮かぶ天安門は、昼間に見るよりも遥かに立派に見える。
「佐野さん、これだけ見れば十分だよね」
「そうだな、中に入る必要性を感じないよな」
ちなみに夜間はこの門より向こう側には入れません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/19/3c2a29571a45ac7bccd0ec90a931df7b.jpg)
予想以上の人出
ただ門がライトアップしてあるだけなのに、人出は多い。
ついでに怪しい物売りと、怪しいガイドが道路のあちこちに居る。
「はい、記念のコインあるよぉ」
「明日のガイド、私がやるよ!予約しないか?」
どこまでも中国人は商魂たくましい人種だ。
人ごみの中を、佐野と赤城と佐藤はスタスタと歩いて行くが、すでに私の下半身の筋肉は硬直し、パンパンに張っている。それどころか筋肉自体が強烈に痛みを発し始めていた。
「もしかしなくても、このまま隣の駅まで歩くんだよね…」
私は三人から遅れ始める。本気で歩いても追いつけないのだ。
私はただひたすらに痛む下半身を引きずりながら、三人の後を追った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/00/ccb834d39fd9b9d55a3dbb9d72d6e252.jpg)
賑やかなエリア
来た時は気にも留めていなかったが、飲食店が集まっているエリアらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/c5/70adefec911233f3b0aec97cc07a2304.jpg)
ナントカ文化カントカ特色街区
北京ダックの店は、この特色のあるエリアに存在しているようだ(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/13/b35699a1f49454e0185c5437e19ec052.jpg)
派手なビル
日本じゃ見られない派手ビル、見た目よりも強度は大丈夫なのだろうか…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/55/5d7b776d10c3c3fdc092a4b1181d3752.jpg)
LOVE! ガラス張り!!
中国人はガラス張りのビルが大好きみたいです。
帰りもタクシーなのかと思いきや、なぜか地下鉄で帰ることになり、全員で駅に向かって歩き出す。
「マジかよ…」
平地を十数メートル歩くだけで足腰に限界がやって来る私には非常に辛い状況だが、黙って従う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/74/784e550206b0b8855bf613eb19129999.jpg)
思えばここからが地獄道
地下鉄の駅に到着。
「あれ?」
気づくと7人の集団が、ホーム上で二手に別れていた。
「んー?佐野さん、これからどこに?」
佐野側には赤城とB社の佐藤が居る。
「ホテルに帰るよ」
「じゃああっちは?」
ホームの反対側にはB社の新垣、C社の須沢と矢野が電車を待っている。
「あっちもホテルに帰るんだよ」
「…?」
「なぜに二手に?」
「ああ、こっちの方が近いからさ」
「はぁ、そうですか…」
歩き疲れた私は無条件で佐野チームに加わった。すぐに電車がやって来て、我々は車内に乗り込む。
「佐野さん、どこで降りるんでしたっけ?」
「天安門東か西だな」
「そうですか…」
疲れた身体と頭で、ぼーっと地下鉄の進路表示を眺める。眺めつつ何か違和感を感じるのだが、まだ判別がつかない。
「・・・」
しかしいくら脳ミソがフリーズしていても、さすがに『天安門』という文字には見覚えがあった。
「佐野さん、天安門って、紫禁城がある駅ですよね…」
「ああ、そうだよ」
「…んー、天安門ってホテルのある駅と全然違いません?」
「そうだよ」
「…もしかして天安門に向かってるんですか?」
「そうだな」
「…は?」
「ライトアップしてるんだよ、夜は」
「ライトアップぅ?」
どうやら私はあっさりと佐野に騙されていたらしい。
「それを観に行くんですか?」
「そういうこと!」
「・・・」
佐野は疲れきっている私の行動パターンを完全に見越して、見事に私を天安門へ誘導したのだった。
「天安門はイイけど、あそこに行くとメチャメチャ歩くんじゃないのか?」
私は正直ゲンナリとしていた。
「ふぅ…」
だがここまで来たら諦めるしかないのだろう。私は黙って佐野に従うことにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/40/b3251f7dcc485d58c128c6c2cc2bddb4.jpg)
天安門ライトアップバージョン
うんざりしながら地上に出ると、意外にも綺麗な天安門が出現した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/22/7179be95b79123420856e075f129c2d3.jpg)
風になびく国旗
闇に浮かぶ天安門は、昼間に見るよりも遥かに立派に見える。
「佐野さん、これだけ見れば十分だよね」
「そうだな、中に入る必要性を感じないよな」
ちなみに夜間はこの門より向こう側には入れません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/19/3c2a29571a45ac7bccd0ec90a931df7b.jpg)
予想以上の人出
ただ門がライトアップしてあるだけなのに、人出は多い。
ついでに怪しい物売りと、怪しいガイドが道路のあちこちに居る。
「はい、記念のコインあるよぉ」
「明日のガイド、私がやるよ!予約しないか?」
どこまでも中国人は商魂たくましい人種だ。
人ごみの中を、佐野と赤城と佐藤はスタスタと歩いて行くが、すでに私の下半身の筋肉は硬直し、パンパンに張っている。それどころか筋肉自体が強烈に痛みを発し始めていた。
「もしかしなくても、このまま隣の駅まで歩くんだよね…」
私は三人から遅れ始める。本気で歩いても追いつけないのだ。
私はただひたすらに痛む下半身を引きずりながら、三人の後を追った。
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