どんぴ帳

チョモランマな内容

さらばU氏、そして収監

2007-08-22 21:43:30 | 北海道一周!
 早朝、雨が降っていた。
 私とI君は、雨ならステイと決めていたので、ついゆっくり寝てしまった。
「あ、Uが居ない!」
 I君の叫び声で目が覚めた。
「え?もう行っちゃったの?」
 確かにU氏のテントは跡形も無くなっている。
「挨拶くらいしたかったなぁ」
 あきらめて二度寝しようとした時、I君がまた大声で呼んだ。
「Uが居ますよ、駐輪場の中に」
 見ると確かに、U氏が屋根付き駐輪場の中で荷造りをしている。
「おはよう、もう行くの?」
「ああ、天気は悪いが行かなくちゃならない」
 U氏には五日後に千歳空港で彼女を出迎えるというスケジュールが決まっている。彼女と一緒に日本を走るらしい。
「これは私のメールアドレスだ」
 見ると、Uは自分のメールアドレスを小さな紙に書いて用意していた。
「必ずメールするよ」
「ああ、待ってるよ」
 何だか名残惜しいが、私とI君は海沿いを、U氏は内陸に入って行く。
「じゃあ良い旅を!」
「君達もな!」
 Uはさわやかな笑顔で雨の中を漕ぎ出して行った。

 なんだか少し気が抜けてテントの中でごろごろしていると、昼過ぎに雨が止んで来た。
「網走監獄に行こうか?」
 I君と出掛けることにした。キャンプ場からさほど遠くは無い。


早速収監されてみました。

いかにも「悪い事」をしてしまった感が出ています。でも近所に居そうなタイプ。

い、いかにも・・・。「知らねーよ!」とか「いつ出られるんだよ」とか言ってそうです。

移動監獄(強制労働付き、通称たこ部屋)に居ました!あのタレントにそっくりです。有名な占い師に言われて改名した方です。

狭いながらも楽しい食卓。「てめぇの汁の方が少し多いじゃねぇか!」とか言わないように。

監獄だけどデザインが良いです。

おや?最近のお洒落な賃貸にもある「シースルートイレ」。時代の最先端です。

懲罰独房。夏や真冬に入れられたらマジできついです。

 大分改善されているとは思いますが、やっぱり入りたくないですネ。